Cafe HOUKOKU-DOH

~ホッとひと息的な読み物でブレイクするサイト~

IVYおじさんの創業日誌

梅雨入り前最後となった先週の週末、前々からやりたかったIT機器のセットアップ作業に手を付けた。店主はマイクロソフトOutlookをメールとスケジュール管理に使っている。これまではクライアントさんも数社でイベントもそんなになかったのだが、最近新たなクライアントさんとの打合せが入りはじめ、スケジュールをしっかり管理する必要が高まってきたのだ。

 

会社員時代は、経験した2社ともOutlookを使ってメールならびにスケジュール管理をしていた。なじみがあり、すでにPCにセットでアプリもついてきている。さらにスマホiphoneなので、当時と同じようにiphone標準アプリをPC版Outlookと同期させ、iphoneOutlookのメールやスケジュールを使えるようにするのだ。

f:id:HOUKOKU-DOH:20210616151841j:plain

以前、ネットで検索してみると、結構ニーズがあるようでたくさんのブログなどがヒットした。その中から作業手順などもわかりやすく説明されていて、これなら自分でもできそうだと感じさせる記事をブックマークしておいた。

 

この作業なら、2~3時間もあればできそうだが、なにせメールの設定に関わるので、不具合があってメールが使えないと仕事に支障が出てしまう。なので、比較的案件が立て込んでいない、落ち着いた時期をねらっていたのだ。

 

土曜日の朝食後から作業に取り掛かった。作業内容としては大きく3つのステップにわかれている。

マイクロソフトアカウントで使う@outlook.comのアドレスを使って、Outlook.com(クラウドOutlook)をPC版Outlookiphoneで使えるよう同期させる

②現状使っている会社のメールアドレス宛てのメールを①で準備したOutlook.comに転送させる

Outlook.comにPC版Outlookiphoneから送信したメールの送信済みアイテムを集約する

この3つを実行することで、PC版のOutlookiphoneのメールとスケジュールが同期でき、外出先でわざわざメール確認のためにPCを立ち上げる必要がなくなるのだ。

 

会社名ドメインがついたメールアドレスを使わず、マイクロソフトのメールアドレスでいいのであれば、①だけで済む。しかし、会社名ドメインのアドレスは必須であり、上記の作業が必要となる。

 

作業をはじめるとすぐにつまずいた。以前から使っていたマイクロストアカウントを使って①を実行しようとしたが、PC版Outlookとうまく同期しないのである。なんどトライしてもダメであっという間に夕方に。

 

マイクロソフトアカウントは、アカウント名がメールアドレスなのだが、数年前に取得したアカウントだったので、ヤフーメールのアドレスを使っていた。いろいろとやっていくうちにこれが原因では?と考え、マイクロソフトアカウントを新たに取り直してチャレンジするとあっさりOK。ここまでで1日目は終了。

f:id:HOUKOKU-DOH:20210616151836j:plain

2日目は、日曜の早朝から②の作業からスタートした。これはスムーズに作業がすすみ、あっという間に終了。つづけて③の作業開始である。

 

③の作業は、外部メール、Outlook.comメールとも今回新規でPCにセットアップする前提で説明されていたのだが、ここでつまずいた。そもそも今回の店主のPC環境とは前提が違うのである。

 

それに気がつかず、ブログどおりに何度もやろうとしたのだが、どうも説明とPCの状況がチグハグなのである。何度かトライしてもうまくいかなかったので、一旦休憩しながらこれまでの設定内容と今回の設定の意味づけを考え直してみた。

 

すると、どうもいま自分がやろうとしていることは、これまでPCで外部メールを使っていたのだから、すでに環境は整っているのでは?ということに気がついたのである。

 

うまくいかない設定作業をスキップすると、あっさりと設定完了である。早朝から再開し、まもなく10時になろうとしていた。結局1日半、時間にして10時間強の時間を使ってようやく完了したのであった。

 

ブログの記事というのは、世の中で同じようなニーズの人々に対しニッチな領域まで参考になるものがありとても便利である。一方でだれでも書けるので、内容は玉石混交、見極める目をもって参考にしなければならない。

 

今回感じたのは、ブログを作業手順書だと考えて、書かれているとおり何も考えすに作業をするのは、とても危険だということ。記事の内容が原理原則から見て、どのような意味を持つ設定や作業なのか理解して、それを踏まえて自分で考えて設定していくことが必要だということであった。

 

かかった時間はムダにはならなかったようだ。