先週末、朝の情報番組を見ていると「シンデレラフィット」特集なるものをやっていた。市販されている製品同士を組み合わせることで、シンデレラのヒールのごときピッタリとサイズが合うというものだ。
そのなかで気になるものがあった。ダイソーのシューズボックスに同じくダイゾーのはがきケースが7つピッタリおさまるというのだ。
店主は自宅の居間の片隅をオフィス代わりにしていて、来春息子が就職して家を出ていくまでこの仮住まいがつづく予定である。ファイルや書籍は以前紹介したようにカラーボックスと無印良品のファイルボックスの組み合わせで、リビングにあっても違和感のないように仕上げた。
一方でこまかな事務用品のストック、たとえば蛍光ペンだったり、プリンターのインクカートリッジやテープ糊のカートリッジなど、引出しに入れるには大きく、でも棚にそのまま置いておくのは雑然としてしまうし、スペースを有効活用できずにいた。
さっそく昼めしを食べに行くついでにダイソーに行ってみることに。近所には何店舗かあるのだが、ここはやはり大型店に行くべきと考え、クルマで20分ほどの店舗を目指した。
ダイソーは大型店でも在庫は棚に並んでいるだけが基本のようで、同じものを大量に買おうとすると、結構苦労する。ましてTVで特集をやった直後だったので、品切れになっていないか心配したが、1セット(シューズボックス1ヶ+はがきケース7ヶ)は手に入れることができた。
家に戻って試してみると、若干のすき間はあるものの、実用レベルでは問題のないおさまり感であった。さっそく事務用品を収納し、袖机の最下段にはめてみると、なんと横幅もピッタリ。A4判のファイルを並べられる通常の袖机であれば前後にシューズボックスが2つ並んで、その上にもう一段重ねることができることもわかった。
まだまだ収納したいグッズはあったので、翌日も同じ店舗に行ってみたのだが、昨日まではたくさんあったはがきケースが5ヶしかなかった。あと2セット欲しかったので、別の店舗に行ってみたがここも5ヶのみ。結局もう1セットしかそろえることができなかった。
この組み合わせは、袖机の最下段を有効活用できるという点で、秀逸なのであるが、一点だけいただけないことがある。
このはがきケース、ふたを留めるプレートを本体側のピンにひっかけて留めるようになっているのだが、ピンの成形不良なのかそもそも設計時点の強度不足なのか、買ってきた時点ですでにピンが折れているものが結構あるのだ。
店主の場合、17ヶ買ったうち不良が3ヶだったので不良率18%である。このプレート部分はちょうど包装が被っているので購入前に確認できない。もし購入される場合は、買ってすぐお店で開封して確認した方がいい。交換にわざわざもう一度店舗に出向く必要がなくなる。
その点をのぞけば実に便利な組み合わせである。ご興味のある読者の方は一度トライしてみてはいかがであろうか。