【アデコ】コロナ禍による人生観・仕事観への影響に関する調査
アデコ株式会社は7月28日、「コロナ禍による人生観・仕事観への影響に関する調査」
結果を発表した。約4割がコロナ禍によって「今後の生き方についての考え方が変わった」と回答。一方、「今後の仕事や働くことについての考え方が変わった」と回答したのは3割未満であった。女性の方が男性よりも強く影響を受けており、20代・30代の方が40代・50代よりも強く影響を受けていたということである。
【総務省】テレワークの在り方提言書の公表
総務省は8月11日、「『ポストコロナ』時代におけるテレワークの在り方検討タスクフォース」(主査:島田由香 ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長)の提言書を取りまとめ、公表した。提言書では、わが国の実態も踏まえ、以下のとおり「日本型テレワーク」を定義した。
[日本型テレワーク]
1. 日本の様々な社会課題の解決に寄与
・急速な少子高齢化、生産年齢人口の減少等の課題に対応
・時間あたり生産性の向上
2. テレワークを契機とした ICT ツールの積極的な活用、BPR、DXの推進
・情報を共有しているという感覚や一体感の醸成、インフォーマルなコミュニケーションを促進する場をバーチャルに補完
・日本型の働き方の「強み」をより活かす
・心理的安全性の強化
3. ソーシャリゼーションへの配慮
・育成期においては一律テレワークではなく、対面機会を計画的に設ける工夫
4. 世代間ギャップを埋めるための工夫
・無駄な出社への同調圧力の排除
・企業レベルでテレワークに係るビジョンを策定
・組織の風通しを良くするための組織開発/コミュニケーション促進施策の実施