半期実績振返り
当社が開業したのは1年前の今日、ひな祭りの日をめがけて設立登記した。店主はまったくこだわっていなかったのだが、カミさんがこだわる人で、せっかく令和3年3月3日なのだから、この日に登記せよ!となかば強制されたのだ。
しかしながらいまになってみると、まず忘れることはない日なので、意外といい日だったかもしれないと思っている。
開業直後から、何社かから継続的な契約をいただくことができた。「専属人事パートナー契約」とネーミングする契約の内容は、「フリーランスの人事部長」とうたっているように、定期的なペースでWebや対面で相談を受けたり、アドバイスをさせていただいている。以前なら顧問契約とでもいったところだ。
継続的な契約なので、契約期間は半年とか1年となっている。契約自体は自動更新で契約期間の1ヶ月前までに双方から申し出がない限り更新される。とはいえ、弊社としての振返りも含めて、1ヶ月前がくる前に時間をとっていただき、契約期間の振返りをさせていただいている。
昨年の4月に2社と契約を結んでおり、半年と1年の契約期間だったので、2月末の先週から今週にかけて、実績振返りの時間をとっていただいた。
1社目は、当社窓口のご担当者がスタッフと2人だけでバックオフィス全体を見ているという超多忙な方だ。Webもしくは書面でも構わないと構わないと考えていたところ、たまたま2月末に会食する機会があり、そのときに一緒にということになった。
このクライアントさんは、前述のように多忙なこともあり、相談事項があるときにSlackで連絡をいただくことになっている。1年間の実績をまとめると18件の相談をいただいた。
実績と自身のコンサル内容への振返りをお伝えすると、拙著「仕事のすすめ方」を販売してくれないか?とのお話をいただいた。事務職における仕事の基本をまとめたテキストが見つからず、店主の経験をまとめて本にしたのだが、そのように評価してもらい素直にうれしかった。
もう1社は、半年契約なので前回振返りの9月から2月末までの実績である。Webでのミーティングに参加いただいたのは、取締役管理本部長兼人事部長と人事マネージャーのお2人。
こちらのクライアントさんは、週に2時間の定例会を設定し、隔週で相談などのコンサルと勉強会を開催させていただいている。前述の「仕事のすすめ方」は、こちらのクライアントさんからなにかスキルアップのために勉強会をやってもらえないか?との依頼をいただき、まとめたものだ。
半年間の実績報告に対し管理本部長さんからは、人事メンバーのレベルがあがり全員がしっかりと成果を出せたとお褒めの言葉をいただいた。関わったメンバーの方々が目に見える成果を出していただいたとのコメントに、自分のこと以上に心に刺さった。
そのうえで、メンバーや今後の弊社への期待もお伝えいただいた。これまで以上に難易度の高いミッションになりそうだが、方告堂ならではの付加価値を体感していただけるよう、気持ちもあらたにスタートしたい。
いただいたコメントを肴においしい晩酌をさせていただいた。今回の振返りをしっかりと受け止めて、方告堂第2期は提供していく付加価値をいっそう高めていきたいと思った月末であった。