【厚労省】カスタマーハラスメント対策企業マニュアルを作成
厚労省は2月25日、顧客等からの著しい迷惑行為(いわゆるカスタマーハラスメント)の防止対策の一環として、「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」や、リーフレット、周知・啓発ポスターを作成したと発表した。マニュアルやリーフレットには、学識経験者等の議論や顧客と接することが多い企業へのヒアリングを踏まえ、カスタマーハラスメントを想定した事前の準備、実際に起こった際の対応など、カスタマーハラスメント対策の基本的な枠組みを記載している。
【厚労省】メンタルヘルス学習用ミニ動画を公開
厚労省は2月24日、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」において、「こころの耳5分研修シリーズ」を新たに追加した。3~5分程度の短い動画を通じて、セルフケアやラインによるケア、ストレスチェックなどについて、手軽に学べるミニ動画シリーズとなっている。
【セミナー】企業内キャリア開発
~キャリア自律を促す組織作りを目指して~
日本生産性本部は、「企業内キャリア開発~キャリア自律を促す組織作りを目指して~」を開催する。働く環境の大きい変化や、人生100年時代など、キャリア自律がこれまで以上に求められている。このような環境変化の中で、企業のキャリア開発の方向性について、キャリア心理学研究の第一人者である宮城まり子氏が、今後の個人のキャリアとそれに対応する企業のキャリア開発のあり方について解説する。3月22日15:00~16:30、オンラインで開催、参加費は無料。
【書評】「勝ち残る中堅・中小企業になる DXの教科書」
バズワードでなはく、DXの本質を専門性がないわたしたちにもわかりやすく解説してくれている良書。さらにターゲットを中堅・中手企業に定め、具体的な取組みの手順もていねに解説している。クラウドサービスが手軽に導入できる現在、IT化への取組みの基本的考え方を指し示しており、非常に参考になる。小回りが利く中堅・中小だからこそ、経営者の意思決定ひとつで取り組め、それがわが国のDXの推進力になり、他国に周回遅れの状況を挽回して欲しいと思う。