Cafe HOUKOKU-DOH

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IVY Note No.49

ワードローブチェックリスト

先週に引き続き、ブルゾンを見ていくことにしよう。

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スコティッシュドリズラー

日本名をスイングトップという。この名前もトレーナーと同じでVANが米国から持ち込んだときに命名したものである。

 

先週ご紹介したバラクーダG9とディテールは似ているのだが、襟、袖、身ごろの裾部分がリブ処理されておらず、全体としてスッキリとした印象である。

 

店主より上の世代では、ジェームスディーンが映画で着ていたイメージが非常に強く、したがって定番カラーも赤となっている。

 

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真っ白なTシャツにロールアップしたリーバイスの501を履き、その上に真っ赤なスコティッシュドリズラーを羽織り、リーゼントヘアーでバッチリ決めたその姿は、当時の若者だけでなく、その後も語り継がれ、50'sファッションの流行などでもクローズアップされた。

 

アイビー的に着こなすのであれば、やはりカーキのコットンパンツと合わせたいところである。ゆったり目のドリズラーのシルエットに細身のコットンパンツは相性がいい。全体のシルエットがスマートに見える。

 

ドリズラーのなかには、スクールトレーナーのロゴがチラリとのぞくようにコーデするのもいい。トレーナーをTシャツの上にそのまま着るのであれば、足元はバスケットシューズかランニングシューズを合わせてスポーティーに行きたい。

 

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足元をローファーやデザートブーツで固めるのであれば、トレーナーのなかにB.Dシャツを着こんでちょっとこぎれいなイメージをつくってみると、全体の印象ががらりと変わってくる。

 

そんな足元と襟元の変化で印象を変えて楽しむのもアイビーならではである。

 

ウインドブレーカー

文武両道のアイビーリーガーだけに、スポーツウェアからワードロープ入りした洋服も多い。グランドコートなどと呼ばれることもあるウインドブレーカーもそのひとつである。

 

無地のシンプルなものもいいが、由来を考えるとアイビーリーグのロゴなどが入っているモノ(正規品でなくてもいいので)だと一層雰囲気がでる。

 

春先のコーデで店主がイメージするのは、LeeライダースのウエスターナーのボトムスにタッターソールのB.Dシャツを合わせ、その上にウインドブレーカーを羽織る。スポーツウェアにあえて襟付きシャツを合わせるのだ。

 

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足元はB.Dシャツに合わせてローファーでもいいし、ウインドブレーカーに合わせてランニングシューズでもいい。そのコーデにデイパックを背負って歩けば、アイビーリーグのキャンパスから飛び出してきた感じが出せる。

 

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日中と朝晩の寒暖差が大きいこの時期、風を通さず、たたんで丸めるとコンパクトになるウインドブレーカーはとても便利なアイテムであるので、ワードロープへの追加を検討してみたい。