【経産省】中小企業のDXに役立つガイドを公表
経済産業省は4月8日、中堅・中小企業等のDX推進を後押しするべく、DXの推進に取り組む中堅・中小企業等の経営者や、これらの企業を支援する機関が活用することを想定したDXの推進のための「手引き」を作成するとともに、中小企業が自らAIを導入する場合において、中小企業自身が自社の状況を踏まえて適切な導入方法を判断し、自社主導でAI導入を進められる状態を目指せるよう参考となるガイドブックを取りまとめ、HPで公表した。
【民間】専門キャリアを選択できる新人事制度を導入
オリックス銀行は4月13日、社員の働きがいや、働きやすさの向上を目的として、新たな人事制度を導入したと発表した。「多様な人材の活躍」を推進するために、従来の管理職であるマネジメント職に加えて、エキスパート職を新たに設けた。希望に合わせて4つの専門分野(セールス分野、コーポレート分野、お客さまサービス分野、ITデジタル分野)から、専門性を高めたい分野を選択。その後は、専門分野に関わる社内部署の異動や経験を通じて、専門スキルを向上。マネジメント職だけでなく、専門キャリアの選択が可能となることで、専門性のさらなる向上を図るとともに、社員一人ひとりの理想とする働き方を実現するとしている。
【調査】2023年卒大学生 活動実態調査(3月)を発表
マイナビは4月7日、2023年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生 活動実態調査(3月)」の結果を発表した。2023年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率は前年比4.9pt増の26.4%。4月に改正された育児・介護休業法、パワハラ防止法、女性活躍推進法等について、 企業が積極的に取り組む姿勢を重視する学生は82.4%となった。
【調査】ワーキングマザーの働きやすさに関する意識調査を発表
マイナビは4月13日、運営する総合転職情報サイトで正社員(会社員・公務員)のワーキングマザー800名を対象に行った「ワーキングマザーの働きやすさに関する意識調査」を発表した。4月1日から段階的に施行された改正育児・介護休業法に関連し、男性育休についてワーキングマザーの想いが明らかになった。夫が育休未取得のワーキングマザーのうち63.6%が「出産直後、夫に育休を取ってほしかった」と回答。約7割が夫の育休取得による収入減少に不安を抱えているとしている。
【セミナー】社会保険・労働保険基礎講座
神奈川県労働福祉協会は5月24日、6月9日の2日間、「よく分かる基本のしくみと実務!社会保険・労働保険基礎講座」をZoomウェビナーライブ講義形式で開催する。社会保険の基本を学びたい方、全体をもう一度復習、確認したい方を主な対象とた基礎講座。受講後から実務ができるように、主な届出の見本を示して解説。知識や法改正情報のアップデートにも利用できる。オンデマンドも設定。受講料は2万5千円。