Cafe HOUKOKU-DOH

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IVYおじさんの創業日誌

高松出張

先週の木、金曜日に一泊二日で高松に出かけてきた。クライアントさんとの打合せのためだ。

 

四国なので当然飛行機で往復したのだが、仕事の出張で国内線に乗ったのは、記憶がないくらいひさびさであった。国際線は会社員時代に海外現法に行く用事は結構あったが、国内移動はリーマンショック以降、航空機利用を控えていたためだ。

 

金曜日の朝一番から現地の貸会議室で打合せをするため、前泊が必要だということで、クライアントさんの出席メンバーと一緒に、木曜日の夜は現地で食事をすることになった。

 

せっかく高松まできたので、うどんは食べて帰ろうと思い、ホテルの朝食はなしで予約した。なので、翌朝の食事場所をスマホで探し、夕食会場に行く道すがら、散歩ついでに場所を確認しておいた。

 

7時開店

高松の繁華街を南北に貫いている金毘羅街道というアーケードがある。目当てのお店はそのアーケードにあった。ホテルから歩いて5分もかからないところである。

 

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7時を5分くらい過ぎたころに店についた。すでにスーツ姿のビジネスパーソンが数人いてうどんをすすっている。

 

まずはかけうどんの小(1玉)を頼むと、うどん玉をサッと湯がいて、だし汁を入れたシンプルなうどんがでてきた。だし汁は当然、すきとおっている。店主が育った東北地方とはあきらかに違うタイプの食べ物である。それにしても1玉が小サイズとはどれだけ食べるのだろう。

 

 

天かすとネギはかけ放題なのも特徴である。ネギ好きな店主にとって、これは非常にありがたい。天かすがあれば、てんぷらのトッピングをあえてせずにかけうどんでも十分だ。これもありがたい。

 

出汁のうまさとコシが強いけどツルツルな麺、そしてシンプルなうどんである。これなら朝から何杯でも食べれそうである。それにしてもおいしい。

 

ファストフードの少なさ

アーケードは昨日、夕食前に散歩がてらあるってみた。そうすると中央資本のファストフードがほとんどないのである。でもこのうどんを食べると、その理由も納得する。

 

アーケード内にあったのは、吉野家だけであった。それも朝の時間帯にも関わらず、ガラガラである。

 

2軒目

午前中の打合せが終わってランチになった。クライアントさんのメンバーは当然、ランチにうどんへの照準を合わせている。事前に調べてきたようで、会議室から10分ほど歩いてお店に到着した。

 

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こちらは、昼どきということもあり、10数名が行列をつくっていた。しかし、うどんを湯がいて出てくるだけなので、そんなに時間はかからない。

 

それよりも感心したのは、行列に対してテーブルの数が少なく、うどんを受け取っても席があるか、という心配であった。しかしそれは杞憂に終わった。シンプルなうどんゆえに、食べる時間もはやく、うどんを受け取るころにはちゃんとテーブルが空くのだ。絶妙な店舗設計である。

 

 

こちらのお店では、冷たいだし汁も用意されていたので、こちらにトライ。冷たいだし汁うどんである。これまでありそうで食べたことがなかったのだが、これがまたイケたのである。全国的に流行ってほしい食べ方だ。

 

ソウルフード

全国各地には、さまざまなご当地グルメが存在する。しかし店主の経験では、観光資産としてPRはしているものの、住んでいる住民はそんなに食べていないケースも結構あった。

 

しかし、うどん県のうどんは違っているようであった。地元の人々が日常的にたくさん食べているのである。これぞまさにソウルフードであろう。