半袖のワイシャツ
関東地方も今週とうとう梅雨に入った。今週は気温も上がらず梅雨寒といった感じだが、まもなく暑くて湿度も高いあのイヤな梅雨がはじまることであろう。
すでにクールビズの時期になっており、ドレスコードにうるさい企業でもノータイ、上着なしでの出社がはじまっている。そういった意味では、梅雨のこの時期、むかしとはくらべものにならないほど、快適に出勤できるようになった。
ワイシャツは、長袖が正式で半袖のワイシャツは日本独特に進化した独自のものであるらしい。欧米ではワイシャツは肌着と同じ位置づけとされ、ビジネスシーンでは上着を脱ぐのはマナー違反とされることが多い。
一方わが国では、上着は会社に着ていくものの、デスクワークのときは脱いでワイシャツのみで過ごし、商談や来客対応、上司との打合せなどの場合に羽織ることが多い。
そういったなかで、半袖のワイシャツもビジネスウエアとして取り入れられてきたのだ。
クールビスの場合、前述の長袖が正式という意識があるようで、長袖のワイシャツのみにこだわって、上着はなしという人もよく見かける。
が、店主はここであえて半袖ワイシャツをおススメしたい。
長袖のワイシャツを腕まくりすると、どうしてもだらしない印象になる。それであれば最初から半袖のワイシャツを身につけた方が、見た目も涼しげでさっぱりとした感じがする。
そして半袖ワイシャツにあえてジャケットを羽織ることをおススメする。やはり急な商談や来客対応などの際、上着があるだけで格段に印象が変わるのは間違いない。
上着は、IVYリーガーに人気のコードレーン素材のジャケットであれば、涼しげな印象がさらにアップする。そしてできれば、ニットのタイでもしめれば完璧である。
梅雨から夏にかけての時期は、とかく蒸し暑くモチベーションが下がり気味であるが、さわやかな服装で印象もテンションも上げていきたいものである。