【厚労省】「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」を公表
厚労省は６月29日、「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」を策定し、HPにて公表した。職場における人材開発（「人への投資」）の抜本的な強化を図るため、基本的な考え方や、労使が取り組むべき事項、公的な支援策等を体系的に示している。今後は職場における学び・学び直しを促進するため、気運の醸成、環境整備の促進に取り組んでいくとしている。
【調査】「ストレスと解消法」調査
エン・ジャパンは６月23日、運営する派遣情報サイト『エン派遣』上で「ストレスと解消法」について行ったアンケート結果を公表した。概要は以下のとおり。
- ７割が「仕事でストレスを感じる」と回答。勤務スタイル別でみると、テレワークメインより出勤メインの人のほうが13ポイント高い結果に
- ストレスを感じる原因、上位は「給与と仕事のバランス」「上司との関係」
- ストレス要因を減らすためにしていることは「嫌なことは考えないようにする」。ストレス解消法は「おいしいものを食べる」
【厚労省】「高年齢者雇用状況等報告」の集計結果を公表
厚労省は６月24日、「高年齢者雇用状況等報告」の集計結果を取りまとめHPで公表した。昨年４月１日から、70歳までを対象として高年齢者就業確保措置を努力義務としたが、70歳以上まで働ける制度のある企業は84,982社（36.6％）となった。内訳としては中小企業では37.0％、大企業では32.1％という結果となった。雇用確保措置を実施していない企業に対しては、都道府県労働局、ハローワークによる計画的かつ重点的な個別指導を実施していくとしている。
【調査】「アルムナイ採用」実態調査
マンパワーグループは６月29日、「アルムナイ採用」の実態調査について公表した。アルムナイ採用とは、企業を退職した元従業員（アルムナイ）を再び雇用する採用手法。米国で導入が進み、日本においても外資系企業などをはじめ、さまざまな企業でアルムナイ採用を積極活用するケースが増えている。「アルムナイ採用」による再雇用を導入している企業は約３割。成果や効果については、個々の社外での経験を活用できる点や即戦力人材という面だけでなく、定着性についても効果を感じているという。
