サマーコーデアイテム(シューズ)
さて3回目の今週は、サマーコーデに合うシューズを見ていきたいと思う。足元を見られるとはよくいったもので、コーデのキモはやはりシューズである。
デッキシューズ(革)
トップバッターはやはりデッキシューズであろう。長年ヨットマンに愛されたこの波をかぶったデッキの上でも滑らないように開発されたシューズは、やはり夏の真っ青な空が似合う。
最近は、スーツ姿でもツンツルテンのボトムスの裾に、素足に革靴もめずらしくはないが、元祖はやはり、デッキシューズである。素足に履いてこそ、このシューズの真骨頂である。
夏のあいだは、この革のデッキシューズを色違いでそろえておいて、ローテーションすることで、ほとんどのコーデにあわせることができる。そうすると靴下の暑苦しさと洗濯からも解放されるという一石二鳥なのである。
デッキシューズ(キャンバス)
革製にくらべると若干マニアック度があがるが、キャンバス製も外せない。本場米国のアイビーリーガーは、素足でかつ、ひもを通さず履いているというが、ジャストサイズをチョイスしないと、キャンバス地が薄いので、脱げてしまうので注意が必要。
このキャンバス地こそ、雨の日などに素足で履くことで、濡れる前提で気軽に出かけられるので、便利である。
革製より履いている人が少なく、かぶるのを嫌う向きには都合がイイ。チョイスするブランドは、革製もキャンバス製ともトップサイダー以外にはない。
ハンティングシューズ
今年はすでに梅雨が明けてしまったが、梅雨時期などの雨の際にオシャレをしつつ、機能性もカバーするのがハンティングシューズである。チョイスするブランドは、やはりL.L.Beanのビーン・ブーツで決まりである。
ヘビアイ(ヘビューデューティー・アイビー)好みの向きには、8や10インチのブーツ状のモデルが好まれるが、街中で普段着のカジュアルにあわせるのであれば、モカシンタイプがおススメである。
ゴムとレザーでできているので、ほかの靴のように縫い目から水が染み込んでくることがない。雨の日に靴下が濡れて不快な思いをするのがイヤな方は長ぐつ代わりにぜひ検討したい。