Cafe HOUKOKU-DOH

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IVY Note No.70

デザートブーツ

秋の風が吹くようになると、トップスだけでなく足元も履く靴のバリエーションが増えてくるのが楽しい。

 

スエード革の靴は、やはり夏には合わせにくく、この時期になってくるとどうも履きたくなるのだ。

 

この名前のデザートは「砂漠」の意味で、イギリス陸軍が砂漠用に履いていたブーツからきている。靴の内部に砂が入らないように、アッパーとソールはステッチダウンという製法でつくられている。

 

 

デザインの特徴は2~3個のホールがあしらわれた、くるぶし丈のブーツ。スエードのアッパーに、ラバーソールを合わせているのが特徴。

 

イメージ的には、カジュアルとドレスのちょうど中間的な位置づけで、いつものスニーカーと違った靴を履きたいときとか、ちょっとこぎれいなコーデをするときには、大いに役立つ存在。

 

デザートブーツといえば、ブランドはやはりクラークス。英国で1800年代前半に設立されたシューズメーカーである。そしてクラークスがデザートブーツを生み出したのだ。

 

発売当初、その奇抜なデザインから本国では売れなかったのだが、米国でヒットして逆輸入されたというエピソードもおもしろい。

 

この秋は、スニーカー一辺倒の足元から1段レベルアップして、デザートブーツで足元を固めてみてはいかがだろうか。