内閣官房】第1回資産所得倍増分科会
内閣官房は10月17日に行われた第1回資産所得倍増分科会の概要や資料をHPに公表した。冒頭岸田首相は、新しい資本主義として『貯蓄から投資』を進め、家計の保有する1千兆円の現預金を投資につなげることで、持続的な企業価値向上の恩恵が家計に及ぶ好循環を作るため、本年末に総合的な資産所得倍増プランを策定するとした。NISA、iDeCoの改革などの制度面、消費者に対して中立的で信頼できる助言者制度の創設など、中間層を含む幅広い層の資産形成支援について、具体的な検討を進めるとした。
<資産所得倍増に関する基礎資料集>
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/bunkakai/sisanshotoku_dai1/siryou3.pdf
【日本年金機構】オンライン事業所年金情報サービスを開始
日本年金機構は10月21日、事業所向けに毎月の社会保険料額等の情報を電子データでe-Govのマイページに届けるサービスの開始を予定していると発表した。開始時期は、決まり次第周知するとしている。サービス利用のメリットは以下のとおり。
- オンラインで情報を取得できる
- 早く確認できる
- 電子申請に活用できる
- 紙の保管スペースを削減できる
【書評】〈リクルート流〉イノベーション研修全技法
リクルートマネジメントソリューションズ(以下PMS)にいた筆者が幹部研修などでよく用いられるアクションラーニングとイノベーションの生成過程がよく似ていることに気づき、顧客企業でのトライアルを経て体系化していった内容を詳細に紹介している。商品化後の実施企業における多数の事例や事業化に結び付いた実績は、かなり興味を惹かれるものがある。またイノベーションは技術者の専売特許ではなく、社員全員が対象であり、その起点は人事であるという提案はその気にさせてくれるものであった。