【厚労省】雇用・労働総合政策パッケージを策定
厚労省は10月28日、「賃上げ・人材活性化・労働市場強化」雇用・労働総合政策パッケージを策定したと発表した。これにより、意欲と能力に応じた「多様な働き方」を可能とし、「賃金上昇」の好循環を実現していくため、中長期も見据えた雇用政策に力点を移し、これまでの「賃上げ支援」に加えて、「人材の育成・活性化を通じた賃上げ促進」「賃金上昇を伴う円滑な労働移動の支援」「雇用セーフティネットの再整備」の一体的、継続的な取組を推進するとしている。
【厚労省】新規学卒就職者の離職状況
厚労省は10月28日、2019年3月に卒業した新規学卒就職者の離職状況を取りまとめ公表した。就職後3年以内の離職率は、新規高卒就職者が35.9%(前年度と比較して1.0ポイント低下)、新規大学卒就職者が31.5%(同0.3ポイント上昇)となった。厚労省としては、新卒応援ハローワークなどで、引き続き、就職後の早期離職に対する相談・支援を行っていくとしている。
【中災防】メンタルヘルス教育に活かす認知行動スキルセミナー
中災防は、事業場でのメンタルヘルス教育として認知行動療法を活用しようとする産業保健スタッフを対象に、11月30日に「メンタルヘルス教育に活かす認知行動スキルセミナー」を開催する。認知行動療法の基本と各種スキルを学び、ロールプレイの実習を通して面接法への理解を深め、認知行動療法の専門家からのわかりやすい講習が受けられる。参加費用は一般で18,700円。