【厚労省】障害者の法定雇用率引上げ等に関するリーフレットを公表
厚労省は３月１日、「障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について」と題したリーフレットを公表した。概要は以下のとおり。
- 障害者の法定雇用率の段階的な引き上げ（2024年４月以降）
- 除外率の引き下げ（2025年４月以降）
- 障害者雇用における障害者の算定方法の変更
- 障害者雇用のための事業主支援を強化（助成金の新設・拡充）（2024年４月以降）
https://www.mhlw.go.jp/content/001064502.pdf
【厚労省】賃金のデジタル払いに関するリーフレットを公表
厚労省は、「賃金のデジタル払」に関するリーフレットを公表した。キャッシュレス決済の普及や送金サービスの多様化が進む中で、使用者が、労働者の同意を得た場合に、賃金のデジタル払いができることとした。2023年４月以降、事業者（●●Payなど）が指定申請、審査後（指定には数ヶ月かかる見込み）、労使協定を締結し開始することができるようになる。
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001065931.pdf
【経産省】「健康経営優良法人2023」認定法人が決定
経産省は３月８日、「健康経営優良法人2023」認定法人を決定したと発表した。大規模法人部門に2,676法人（上位法人には「ホワイト500」の冠を付加）、中小規模法人部門に14,012法人（上位法人には「ブライト500」の冠を付加）が認定された。
【企業】新卒初任給の引き上げ
大和証券グループは３月１日、本年６月から新卒初任給を引き上げると発表した。総合職/広域エリア総合職/エリア総合職は、１万５千引上げ28万円に、総合職エキスパート・コースは５万円以上引き上げ45万円以上とする。昨年に引き続き、成長を担う人材を確保し、働きがいを高めていく観点から実施し、企業の存続と成長の源泉は人材力と捉え、すべての社員が最大限のパフォーマンスを発揮し、高い目標に挑み続ける真のプロフェッショナル集団を目指すとしている。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8601/tdnet/2244893/00.pdf
【調査】正社員のリスキリング実態調査（2023年）
マイナビは３月７日、運営するサイトで行った「正社員のリスキリング実態調査（2023年）～リスキリングで賃金は上がるか～」の調査結果を発表した。リスキリングの効果、リスキリングに期待すること、経験者が感じたメリット、普及の課題などが明らかになった。概要は以下のとおり。
- 「リスキリングは必要だと思う」は８割で、仕事の幅が広がることや昇給を期待。一方リスキリング経験者で昇給につながったのは１割で、期待と現実にギャップ
- リスキリングに興味を持ったきっかけは「自分のためになる」「知識不足を実感」「賃金アップにつながると知った」など
- リスキリングをしていない理由は「時間やお金がない」「何から始めればいいかわからない」
- リスキリングをしたいと思える月収の増額は、中央値で１万円
