【調査】異業種へ転職するミドルの割合2年間で15%増加
エン・ジャパンは5月23日、転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している人材紹介サービスの転職コンサルタントに「ミドル世代の異業種転職」についてアンケートを行ない、結果を公表した。概要は以下のとおり。
- 7割以上が「異業種への転職を希望するミドルが増加している」と回答
- 異業種へ転職した方の割合は、2年間で15%増加。「営業・マーケティング系」「経営・事業企画系」の職種における異業種転職が多い傾向に
- 異業種転職者の前業種、最多は「メーカー」。転職後業種の最多は「IT・インターネット」
- ミドルの異業種転職者に企業が期待すること、トップは「経験職種での専門知識・スキル」
【調査】人手不足解消のカギ「賃上げ」が51.7%でトップ
帝国データバンクは5月17日、企業における人材確保・人手不足の要因についてアンケートを行い、結果を公表した。概要は以下のとおり。
- 『人手が不足していない要因』、「賃上げ」が51.7%でトップ。「働きやすい環境」や「定年延長」が3割台で続く
- 『人手が不足している要因』、「条件に見合った人材から応募がない」が54.6%でトップ。「業界の人気がない」は4割台に
【企業】インフレ手当支給・初任給引上げ
大東建託は5月12日、昨今の急激な物価高騰を受け、従業員の家計に与えた負担に対し少しでも支援となるよう、全従業員を対象に特別一時金として「インフレ手当」を支給すると公表した。また、2024年4月から当社に入社する新卒社員にも、将来を担う優秀な若手人材の採用と働きがいを向上する目的から、初任給一律2万円(約8~9%)の引き上げを決定した。
【企業】育児短時間勤務制度をを小学校卒業まで拡充
コールセンター・バックオフィス(事務処理センター)の構築・運営を行うセコムグループの株式会社TMJは5月24日、2023年4月に人事制度を改定し、育児短時間勤務制度を利用できる対象期間を従来の小学3年生終了時から小学校卒業までに拡充したと公表した。また育児、介護での退職者へ「本人の希望があれば再雇用することを伝える」、「副業許可の対象拡充」、「慶弔金・休暇制度の対象を事実婚、同性パートナーにも拡充」なども併せて見直しを実施。働きやすさを目指した取り組みを進めていくとしている。
【セミナー】社会保険・労働保険基礎講座
神奈川県労働福祉協会は、6月22日、7月6日の2日間「よく分かる基本のしくみと実務!社会保険・労働保険基礎講座 Zoom&オンデマンド!」をオンラインで開催する。社会保険の実務に必要な基本実務を解説し、最新情報まで知識を引き上げる。また、受講後から実務ができるように、主な届出の見本を示して解説する。さらに、リアルタイムの講義で聞き逃してしまった事項や再確認したい事項などは、オンデマンドで繰返し視聴可能。開催は2日間とも10~17時。オンデマンドは講義翌々日~8月7日。受講料は25,000円(税込)。
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