3-12.体調を考慮して時間帯を設定する
わたしたちには平等に1日24時間という時間が与えられています。与えられた時間を変えることはできませんが、この使い方を工夫することは可能です。
いまはむかしと違って働き方も柔軟性が高まってきて、とくにフレックスタイム制やリモートワークにおける事業場外労働のみなし労働時間制などを使うと、かなり自分で働く時間帯をコントロールすることができるようになってきています。
どの時間帯にどのような種類の仕事を行うのが効率的かというのは、当然人それぞれタイプがあると思います。その時間帯の使い方について筆者は1日を3種類に分けて、それぞれを自身の体調やサイクルにあわせるのがいいのではないかと考えています。
①分析、検討、アイデア出し、構想まとめなど考える仕事
②打合せ、商談など人とのコミュニケーションが主体の仕事
③メール、書類整理や日程調整など深い思考を必要としない仕事
①については、1日のうちでもっとも調子のいい、それも他者から中断されない時間帯をまとめて確保しましょう。②については、それ以外の時間帯をあて、③については、①、②を入れた後の細切れなどの時間をあてます。
これだけの工夫でおどろくほど効率があがると思いますので、ぜひダマされたと思って実践してみてください。