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IVYおじさんの創業日誌

電子化

7月は監督官庁あての定例手続きが2つほどある。ひとつは毎月の役員報酬計算で控除した源泉所得税の納付手続き、そして社会保険料の定時決定に伴う算定基礎届の提出だ。

 

源泉所得税の納付については、国税庁の「e-tax」というシステムを使う。会計や税務については、税理士にお願いしていて、決算に伴う法人税や源泉所得税の申告は、すべてこのシステムで行ってもらっていた。

 

これまでは、申告が終わると納付書のPDFが送られてきて、「期日までにこの金額を金融機関で納付してください」と指示され、金融機関に納付しに出向いていた。

 

実際に納付しに行くと窓口で、「電子納税」のパンフレットを渡され、この方法だと便利ですよ、と勧められる。

 

しかし、すでに税理士が使っているe-taxとパンフレットに記載されている電子納付の関係性がよくわからず、これまで使っていなかった。

 

 

今回、税理士に相談したところ、使用中のe-taxのアカウントを共有して、電子申告に引き続き、電子納税の手続きを行えることが分かったのである。

 

この仕組み、「ダイレクト納付」といい、要は口座引落しである。ただ、引き落とし口座の登録には1ケ月程度かかり、それも書面で金融機関に口座の証明印ももらってきて郵送で手続きをしなけれなならない。

 

また、大人の事情があるらしく、方告堂のメインバンクである住信SBIネット銀行は、取扱金融機関に指定されていないのである。

 

また、税金には国税地方税があるが、e-taxで扱うのは国税のみ、地方税は別のel-taxというシステムで納付しなければならない。まったくの縦割りである。

 

それでもようやく今回、事前準備がすべて完了し、社会保険料の口座引落しのみのために作った三井住友銀行の口座を登録し、納付資金を振込手数料145円を払って移動し、ダイレクト納付を完了した。

 

キャッシュフローに余裕があれば、1年分くらいの社会保険料と税金をあらかじめ三井住友に一括で振り込んでおきたいところだが、まだそういう状況にはない。

 

税金の電子納付もまだまだ改善の余地があるが、社会保険の算定基礎届の電子申請は、これ以上にイケていない。

 

算定基礎届とは、毎年4~6月の3ケ月分の報酬などの支払い状況を個人別に計算し、9月からの社会保険料を決定するためのものだ。方告堂の場合には、被保険者は社長1人であり、役員報酬は毎年変化がないため、届け出の内容は年度と日付以外はすべて去年と同じである。

 

 

このe-Govというシステムだが、紙の届け出用紙をそのまま入力画面にしたもの。人数が多数の場合には作成したcsvファイルをアップロードする方法もあるのだが、画面入力する場合、前回の届け出内容がデフォルトで残っておらず、イチからすべて入力しなおさなければならない。

 

イマどきどこの申請や申し込み画面でも、これほどイケていないシステムは見たことがない。もう少しなんとかならないものだろうか。

 

まあ、コロナでイッキに進んだ電子申請なので、改善ポイントは山ほどあるのは理解できる。なので、早めに少なくてもネット通販レベルの使い勝手は実現してほしいと思いつつ、7月に必要な手続きを完了させたのであった。