ワーケーション
先週11日の水曜日からワーケーションと称して、カミさんとクルマで九州を周っている。来週の火曜日に横浜に帰る予定なので13泊、約2週間の旅である。
起業して自由度が利く働き方をしているので、これは率先してやってみるしかない、ということで、半分トライアルのようなつもりでもあった。
ちょうど半分が過ぎたので、やってみた感想などを綴ってみたいと思う。
<ポイント>
- 移動の距離を短く
- スケジュール確認
- リマインド機能をかしこく使う
- コワーキングスペース
移動の距離を短く
1、2日目は横浜~神戸~萩と500kmずつのロングドライブであった。やはりロングドライブ時の打合せなどは、高速道路のサービスエリアにクルマを止めて車中から参加することになる可能性が高い。
横浜~九州間の移動はどうしてもイッキに移動したいところなので、ロングドライブはいたし方ないが、そういう日はできるだけ打合せは避けた方がいい。
萩泊以降は、伊万里、平戸、長崎、熊本と移動距離が短かったので、半日仕事をしてその後移動でも夕方にはホテルにたどり着くことができた。
移動する距離は長くても200km程度とすることで、最大6時間程度の仕事時間が確保できる。また、打合せなど相手がいる仕事はできるだけ午前中もしくは、ホテルのチェックイン後に宿泊先の部屋から参加できる15時以降にすると、仕事と観光の両方を楽しめる。
スケジュール確認
今回の旅では、ルートや旅程はすべてカミさんが決めてくれた。なので、仕事のスケジュールとの整合性は事前にまったく考えていなかった。
前日に翌日の仕事のスケジュールを確認し、そのうえでカミさんと観光したい場所の優先順位を決め、可能な場所に行くことにした。ある意味その場でかなり柔軟な旅の仕方をしてみた。
このくらいの気楽さで旅行するのがワーケーションにはフィット感が高いと思う。
もしどうしても外せない観光があるのであれば、クライアント企業が休みの日にセットするのがいい。
リマインド機能をかしこく使う
店主は日ごろ、Outlookでスケジュールやタスクの管理をしている。毎朝当日、翌日くらいのスケジュールとタスクを確認することを日課としているので、アラームのようなリマインド機能は使っていない。
しかし、仕事をしながら旅行をする場合、リマインド機能はぜひ活用したい。というのも、どうしても観光などをしていると、休みの日気分が強くなってしまい、仕事のスケジュールやタスクがアタマから消えてしまうことがある。
仕事に穴をあけることのないよう、便利な機能は積極的に使っていきたい。
コワーキングスペース
コロナ禍を経てリモートワークが一般化したことや、フリーランスやスタートアップ企業などで働く人口が増えたこともあり、地方都市でもコワーキングスペースが増えてきている。
今回おどろいたのは、人口約4万人の山口県萩市に、とても快適なコワーキングスペースが、それも自治体が運営していてドロップインで200円/Hで使うことができた。
長州藩校跡の建物をリニューアルした観光施設内に、地域経済を活性化する目的で、スタートアップなどを支援するために新設したようなのだが、人口4万人の観光地にこのような施設がある時代なのだ。
リモートでの仕事場所に困ったら、念のためネット検索をしてみることをおススメする。
仕事と観光、どちらも同時に楽しむためには、余裕をもって事にあたることがポイントだと感じた1週間であった。