【企業】AIエバンジェリストを育成
リコージャパンは11月20日、AI活用の社内実践推進と顧客へのAIを活用した業務改善提案を担う「AIエバンジェリスト」の育成制度を開始したと公表した。職務や役職を問わず、自ら手を挙げた1,387人(従業員総数の約8%)を候補者として育成プログラムを開始し、2025年度には300人の認定を目指すとしている。
【企業】グループ内公募による副業・異動を促進
名古屋鉄道は11月13日、グループ内での公募による副業・異動を実現できる「キャリアチャレンジ制度」を新設したと公表した。従業員の自律的なキャリア形成による成長の促進や、適材適所の人財配置につなげることで、グループ全体で人的シナジーを最大化し、さらなるイノベーション創出を推進するとしている。
【調査】2024年の「早期・希望退職」募集1万人目前
東京商工リサーチは11月19日、11月15日までの上場企業「早期・希望退職募集」状況を公表した。判明した上場企業は53社(前年同期36社)で前年同期の約1.5倍で推移。対象人員は、9,219人(同2,915人)と3倍に増加し、すでに2023年の年間社数、人数を上回わり、このペースで推移すると2021年以来、3年ぶりに1万人を超えることがほぼ確実。国内外で9,000人を募集する日産自動車、人数の上限を設定しない武田薬品工業、募集人数は未公表だが200億円の費用計上を発表した富士通、50歳以上の社員を対象に1,000人を募集する第一生命ホールディングスなど、年末を迎えて人数非公開の大型募集が相次いでいるとしている。