【企業】初任給1万2千円引き上げ
JR東日本は12月4日、来春より総合職・エリア職の新卒初任給を12,000円引き上げると公表した。これにより新卒初任給は約4~7%の増となる。既に入社している新卒の総合職・エリア職についても、10年目までの給与水準を2,000円~12,000円引き上げるとしている。
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241204_ho03.pdf
【企業】ビジネス現場への生成AI導入開始
キリンHDは11月25日、国内グループ従業員約1万5千人を対象に、業務特化型生成AIの活用を目的とした「KIRIN BuddyAI Project(以下、BuddyAI)」を開始すると公表した。第一段として「KIRIN BuddyAI for Marketing」をマーケティング領域で働く従業員へ展開する。マーケティング業務に特化した「エグゼキューション開発」「調査・分析」「汎用業務」の3つのカテゴリーに分類された約15種類のプロンプトテンプレートが用意され、最適なテンプレートを選ぶことで、生成AIを効率的に活用し、迅速かつ質の高いアウトプットを得ることが可能。また、カテゴライズされたテンプレートを用意することで、生成AIの使用に慣れていない従業員でも、簡単に操作できるとしている。
【企業】退職金制度をDCへ切り替え
東北電力は11月28日、来年度から退職年金制度を見直すと公表した。2025年度以降、現役社員が積み上げる確定給付年金(DB)分の年金資産を確定拠出年金(DC)へ一本化し、各自が運用できる割合を高めることで、自身のライフプランに合致した資産形成を実現するとともに、現行以上の資産形成も可能な退職年金制度に見直す。これにより、今後入社する社員はすべてDCで年金資産を積み上げる。
【調査】年間倒産1万件も視野に
東京商工リサーチは12月9日、11月の全国企業倒産が841件にのぼると公表した。件数は、3カ月連続で前年同月を上回り、11月では3年連続で前年を上回った。前年の年間件数(8,690件)をすでに474件上回り、11年ぶりに年間1万件超が視野に入ってきた。
【セミナー】改正育介法セミナー配信
東京都社会保険労務士会は、12月2日より、『社労士会セミナー 「人材確保・定着のために」 ~「改正育児・介護休業法」と「治療と仕事の両立支援」から考える~』を動画配信する。5月に公布された改正育介法は2025年4月と10月に段階的に施行される予定。企業では様々な対応が必要となるが、改正内容と必要な実務対応について社会保険労務士が分かりやすく解説。配信期間は来年2月28日まで。受講料は無料。