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IVYおじさんの創業日誌

出張納め

昨日はクライアント企業の新任部長研修が新大阪での開催だったので、朝イチの新幹線で移動した。移動はお気に入りの S Work シート。なかでも3列シートの真ん中に仕切りが付いていてゆったり座れるPシートはJALのクラスJなみの快適さである。

 

さて、創業日誌も今回で本年最終回。Pシートに座りながら1年を振り返ってみることにした。

 

今年あたらしく仕事をさせていただいた企業は2社。ひとつは海外駐在員向けの健康管理やオンライン医療相談を一括で行えるパッケージサービスを提供している企業から、タッチポイントとなる海外人事担当者向けのコラム執筆を担当させていただいた。

 

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もう1社は3年前に店主のフリーランス人事としての師匠からの紹介で知り合った産業保健をメインとした人材育成・組織開発コンサルタントとのコラボ。彼女が企画・ファシリテーションを担当した産業保健系人材企業での人事担当者向けのセミナーに登壇させていただいた。

 

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今年は産業カウンセラーとしての依頼が多かった1年でもあった。どれもクライアント企業の社員に対する依頼であったが、お願いされた企業の人事部門からは、その効果に一定以上の評価をいただいた。

 

中小においては、メンタル不調から復職させる際の支援活動について、まだまだノウハウや体制が整っておらず、カウンセリングでの並走、フォローアップの有用性を実感させられた。

 

昨年、初の黒字化に大きく寄与した出向契約プロジェクト推進は、当初計画では今年はフェーズ2として、フェーズ1で得たノウハウをベースに、本格的にプロジェクトをすすめていく予定であった。

 

しかしこの案件については、クライアントの都合によりいったん凍結、延期となり、今年に関しては、フェーズ1で締結した契約の延長程度にとどまった。

 

クライアントからは、フェーズ2もぜひお願いしたい、との話はいただいているものの、やはり大企業で大型プロジェクトをすすめるということの、難易度の高さをあらためて実感させられた。

 

企業型DCの導入は1件もできなかった。引き合いはあり、提案もさせていただいたのだが、その後はすすんでいない。

 

 

まあ、営業活動もまったくやっていないので、仕方のないことではあるのだが、このビジネスについては、潜在顧客との接点について、もう少し検討の余地がありそうだ。

 

今年最大の変化は、社外監査役をつとめさせていただいていた新卒採用コンサル企業の取締役をお願いされ、就任したことである。

 

組織内における役割も担当し、部下も持つようになった。約3年半ぶりに組織に属して仕事をすることになったのだ。

 

フリーランスとの最大の違いはやはり、組織と人との関係性を踏まえた立ち居振る舞いが必要、ということであった。

 

アタマでは理解はしていたし、数年前まではずっと組織に属して仕事をしてきたのだが、行動の原理原則の違いをあらためて感じさせられた。

 

どちらがいい悪いではないのだが、「気遣い」にかなりのエネルギーを費やしたというのが実感である。

 

さて、来年のビジネスはどのような展開になっていくのだろうか?いまからあらたな出会いが楽しみである。