Excelセルにある日付を文字列形式が指定してあるExcelファイルのセルに貼り付ける場合、単純に「形式を選択して貼り付け」を選択して実行すると、シリアル値になってしまう。
「2025/2/19」のように日付のまま文字列で貼り付けるためには、ひと手間加える必要がある。
こんなときには、TEXT関数を使うとうまくいく。
- =TEXT( 参照値 , 表示形式 )
表示形式は、「ホーム」タブ-「フォント」グループの右下端にあるダイアログボックス表示ボタンをクリック。「セルの書式設定」ダイアログボックス-「表示形式」タブ-「分類」で「日付」を選択。
右側に表示される「種類」から任意の表示形式を選択し、「分類」でユーザー定義を選択すると、「種類」欄に選んだ表示形式が表示されるので、TEXT関数の引数の表示形式に " " で囲んで入力する。
たとえばA1にある日付を「2025/2/19」の表示形式でテキスト化する関数はこうなる。
- =TEXT(A1,"yyyy/m/d")
なぜ店主がこのように日付をわざわざ文字列に変換しようとしたかというと、確定申告での医療費控除明細に任意ではあるものの、領収書の日付を入力する欄があり、それがなぜか文字列形式であったため、別シートで集計した日付をコピペするために使ったのであった。