【経産省】中小企業 サイバー攻撃の7割は取引先へも影響
経済産業省は2月19日、「中小企業等におけるサイバーセキュリティ対策に関する実態調査」の結果を公表した。約7割の中小企業において組織的なセキュリティ体制が整備されておらず、過去3年間にサイバー攻撃の被害に遭った中小企業のうち約7割が取引先にも影響が及んだ、いわゆる「サイバードミノ」が起きていた。一方、普段からセキュリティ対策投資を行っている中小企業の約5割が、取引先との取引につながったと実感しているとしている。
【協会けんぽ】2025年3月分以降保険料率を公表
協会けんぽは2月14日、2025年3月分(4月納付分)からの協会けんぽの保険料率ならびに各支部の保険料額表をHPで公表した。
【調査】企業の7割が新卒初任給引き上げ
帝国データバンクは2月14日、「初任給に関する企業の動向アンケート(2025年度)」の結果を公表した。概要は以下のとおり。
- 企業の7割が初任給を引き上げ、平均引き上げ額は9,114円
- 初任給を引き上げる中小企業の割合高まる「小規模企業」は全体を8.8ポイント下回る
- 初任給『20万円未満』は24.8%で、前年度から10.4ポイント減。「25万〜30万円未満」も2ケタへ上昇
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【調査】給与水準を引き上げた中小企業の割合は75.2%
政策金融公庫は2月17日、「中小企業の雇用・賃金に関する調査」の結果をHPで公表した。概要は以下のとおり。
- 正社員が「不足」と回答した企業割合は57.7%と、前回調査(58.8%)から1.1ポイント低下した。「適正」は36.4%、「過剰」は5.9%となった
- 正社員数を前年から「増加」した企業割合は23.6%、「減少」した企業割合は24.7%となった。「増加」の割合は、前回調査(25.3%)と比べると1.7ポイント低下
- 正社員の給与水準を前年から「上昇」した企業割合は75.2%と、前回調査(68.0%)から7.2ポイント上昇した。上昇の背景をみると、「最低賃金の動向」(24.9%)の割合が最も高く、次いで「物価の上昇」(24.8%)となっている