7-7.色別管理
製造業の現場に行くと、品質管理の手法として、さまざまな種類のものの棚や入れ物、見出しなど目に付くところを種類別に色の違うラベルなどを貼って区別しています。
またセットになったり一緒に使ったり、あわせるもの同士であったりというのは、やはり同じ色のラベルなどを用いてセットであることがひと目でわかるようにしています。
このように重要なモノなどを色で区別して間違いを防いだり、とくに注意してほしい部分だけ色を変えて目立たせる方法を「色別管理」といいます。
以前の事務処理では書類をたくさん使っていましたので、書類の種類ごとに用紙の色を変えて目立たせ、重要な書類が埋もれてしまうのを防いでいました。
これからはペーパーレスの時代になりますので、書類も画面に映る電子ファイルが中心となりますが、原理としては同じであり、かつ電子ファイルの場合は、色を付けるのもコストがかからず簡単にできますので、番号や記号では識別しづらい場合には有効な方法として使用を検討してみる価値はあります。