【企業】DXを活用した業務改革で事務作業を大幅に効率化
太陽生命は5月19日、DXを活用した業務改革を推進し、事務作業の大幅な効率化に取り組んでいると公表した。AI-OCRを導入し、請求書や本人確認書類などの紙帳票に記載された情報を自動的に読み取りデータ化。手作業で行われていた業務をワークフロー化·システム化することで、処理時間の短縮と品質の向上を実現した。これにより支社で約70%、本社で約50%の事務作業削減を見込んでいるとしている。
https://www.taiyo-seimei.co.jp/wr2/pdf/press_article/2025/c1lqbg00000012ph-att/20250519_1.pdf
【研究】メンタル不調の影響 年間 7.6 兆円の生産性損失に
横浜市立大学大学院と、産業医科大学は6月13日、働く人が「気分が沈む」「眠れない」といった心身の不調を抱えながら仕事を続けることで、日本全体では年間およそ 7.6 兆円の経済的な損失が生じていると公表した。この損失額は日本の GDP の 1.1%に相当し、精神疾患の医療費の 7 倍にも上る。研究成果のポイントは以下のとおり。
- メンタル不調による損失額( 7.6 兆円)は精神疾患の医療費の 7 倍以上
- 「気分が沈む」「眠れない」などのメンタル不調が GDP の 1.1%に相当する経済的損失を生んでいる
- 企業や行政に早期介入と支援体制の強化が求められる
https://www.uoeh-u.ac.jp/var/rev0/0073/5060/125618112136.pdf
【調査】「静かな退職」社員 約2割の企業がいると回答
エン・ジャパンは6月17日、「静かな退職」についてのアンケート調査結果を公表した。概要は以下のとおり。
- 5社に1社が「静かな退職」状態の社員がいると回答。300名以上の企業は90%以上が「いる」もしくは「いる可能性がある」
- 静かな退職状態の可能性が最も高いのは、役職に就いていない「一般社員」。職種別では「バックオフィス職」が最多
- 静かな退職状態になった最多要因は「プライベート重視になってしまったから」。該当社員への対応、「賃金の見直し」と「何もしない」が同率トップ