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仕事のすすめ方 No.85

9-2.能力開発は自己投資

新卒一括採用、終身雇用、年功序列賃金と、わが国の基本的な人事制度というのは、まっさらな状態で会社に入社し、私生活を犠牲にした長時間労働や一方的な転勤命令を受け入れるといった、労働力供給の柔軟性と引き換えに定年までの雇用が保障されるフレームがあります。

 

そのなかで会社も社員もキャリア形成は会社にお任せし、社内のみで通用する能力をメインに開発し、成長をしていくという関係性が長い間続いてきました。

 

しかし少子高齢化による労働力人口の減少が現実化してくるなかで、わたしたちのキャリアや働き方にも変化が訪れています。雇用の流動化や雇用義務年令の引上げ、年金受給開始年齢の引上げや人生百年時代といったように、これまでとは違ったキャリア観が必要になってきています。

会社に新卒で入社し、同じ会社でずっと働いて定年を迎えるといった前提条件がくずれてきていますから、まずキャリアを自分自身で考えていく必要がでてきます。そしてそのキャリアを実現するための能力開発も自分で考えて自らに投資をしていくといった態度が求められるようになるでしょう。会社はその会社でのみ通用する能力開発には今後も力を入れていきますが、ポータブルスキルに対しては、配慮はしないでしょう。

 

自身の市場価値を高めるための自己投資。これからはこの考え方がスタンダードになっていきますので、みなさんには先駆けて実践していただきたいと思います。