9-6.会社におけるキャリアを知る
自分のキャリアを考えていくうえで欠かせないのは、いま働いている会社のキャリア、つまり人事制度における昇格昇進の制度をしっかりと理解しておくということです。
どのような評価軸でなにを評価され、どんな条件で昇格や昇進が行われるのか、標準的な目安として何才くらいでそれらのタイミングが訪れるのかなど、まずは自分が適用されている制度を押さえます。
しっかりした会社であれば、人事制度全般を解説したハンドブックなどをつくって配ってくれる会社もありますが、そのようなものがなくても、たいていは入社時の研修などで説明がありますから、そのときの資料を引っ張り出して読み込みます。
その上で、不明な点などがあれば上司に相談して教えてもらってもいいでしょう。そのような相談をほとんどの上司は快く聴いてくれ、さらにアドバイスなどもしてくれるかもしれません。部下がもっと自分の能力を伸ばしたいという前向きな話は、上司のもっともよろこぶところだからです。

そのようにして会社におけるキャリアを理解したら、そのうえで自身のライフプランとならべて検討してみることです。ライフイベントもあるでしょうし、キャリアアップのための転職や独立などの道を検討していくうえでも、いまの会社で自分がどのような状況になっているのかがある程度想像できないと、前提条件が設定できないので、リアリティが薄くなってしまいます。
キャリアは計画どおりにいくものではありませんが、計画を立てて準備をしていき、定期的に見直すことが大切なのです。