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HD創業日誌

研修用動画

先日、クライアントの管理職向けにガバナンス系の研修を担当させていただいた。今回のメニューの組み立てでは、時間あたりのアウトプットを最大化することを重視した。

 

お忙しい社員のみなさんの時間は有限だ。研修の目的は最終的に行動変容を促すことにある。そこで、知識のインプットは事前に動画視聴という形で済ませてもらうことにした。約1時間、4本の動画を見てから集合していただいた。

 

従来型の研修では、知識のインプットは講師の講義をその場で聞くか、事前に資料を読んでくるパターンが一般的だ。しかし、読書は人によってハードルが高い。昨年の文化庁の「国語に関する世論調査」では、1ヶ月に本を1冊も読まない人が6割を超えたという。

 

読書は習慣である。習慣がない人にテキストを読み込んでもらうのは負担が大きい。一方、行政機関が公開する動画コンテンツは近年充実が著しい。とくに新しいルールなどは充実度合いが高く、目的と一致するなら活用しない手はない。

 

さらに、AIの進化も追い風だ。Googleの動画生成はまだ英語版ではあるものの、生成した動画を編集できるようになってきた。コンテンツさえあれば、知識インプット用の動画を自前で作ることも現実的になる。研修設計の観点では、一人でできることは事前に済ませ、同時に集まる価値が最大化されるように研修当日を設計するのが合理的である。

 


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研修当日は参加者一人ひとりに考えてもらい、気づきを得ていただくことがとても重要だ。明日から主体的に行動を変えてみよう、試してみようと思うことが一番である。

 

効率を考えると、知識インプットは一人でできるのだから、それは事前に何らかの形で済ませていただく。今回の場合は動画視聴である。そして研修当日はメンバーが集まって顔をそろえた時にしかできないことは何かというアプローチで考える。

 

グループディスカッションなど、やはり対話から得られるそれぞれの気づきこそ対面で人間同士が対話をする最大の意義なのではないだろうか。

 

実務で忙しい社員の方々の大切な時間を使うのだから、時間あたりのアウトプット、つまり行動変容のきっかけをいかに持ち帰っていただくか、そう考えて組み立ててみたのであった。

 

研修後のアンケート結果はいただいてはいないが、どのような評価だったのか楽しみなところである。