不必要なシートは削除する
Excelで作業をしていると、本番用のデータのほかに、ちょっとしたメモ書きや、計算式を試すためのテスト用シートなどを同じブック内に作ってしまう読者も多いのではないだろうか。
人間が扱う分にはシート名で判断できるため問題ないが、AIにそのままファイルを読み込ませると、どれが分析すべき本当のデータなのか判断に迷ってしまう。それがノイズとなり、思ったような結果が出ない原因になるのだ。
AIにデータを正しく読み取らせるためには、ファイルの中身をできるだけシンプルに保つことが鉄則である。AIに渡すためのファイルを用意する際は、データ分析に直接関係のない不要なシートは思い切って削除しよう。元のファイルをそのまま残したい場合は、分析対象のシートだけを新しいファイルにコピーして、別名で保存するのも有効な手立てである。
最初は少し面倒に感じるかもしれないが、この準備を習慣にしてしまえば、AIに意図を伝える時間やエラー対応の時間が劇的に減る。ルールに沿って整えられたきれいなデータを用意して、AIの力を最大限に引き出していただきたい。