Cafe HOUKOKU-DOH

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HD創業日誌

あたらしいクルマ

先日、外出中にどうしてもWeb会議に参加しなければならない事態に直面した。前後の予定が詰まっており、静かなカフェやコワーキングスペースを探す時間的余裕がなかったため、やむを得ず車の中から参加することにしたのだ。

 

実は今年の2月に車を買い替えたばかりであり、新しいクルマになってから車中での会議は初めてのことであった。

 

前々から感じていたのだが、このクルマはEVであることと、設計思想から運転席のダッシュボードには従来のような計器類が一切なく、ダッシュボードの中央に据えられたiPadのような縦型の大型ディスプレイで、すべての操作を完結させる仕組みになっているのだ。

 

そのため、運転席の目の前に広がるダッシュボードは、物が普通に置けるような真っ平らな状態になっている。

 

 

「もしかして、ここにノートPCを置けば、運転席に座ってふつうにWeb会議ができるのでは?」と、この機会さっそく試してみることにした。

 

最初はハンドルが邪魔になるかと思ったのだが、シートの座面を最大の高さにセットし、ハンドルのチルトを一番下まで下げてみると、どうだろう。パソコンの液晶画面の下部が若干ハンドルにかぶるものの、ほぼ視界を遮ることなくディスプレイを見渡すことができた。

 

カメラの映りもバッチリであり、運転席に座ったまま、なんとも自然な姿勢でWeb会議に参加することができたのである。これまでは後部座席に移動して、ノートPCを膝の上において車中会議を経験してきた店主からすれば、これはまさに感動ものであった。

 

 

さらに特筆すべきは、フルEVならではの恩恵である。エンジンが存在しないため、車内で過ごす際にアイドリングをさせて電源や空調を使う必要が一切ないのだ。最近は条例で駐車場でのアイドリング禁止を義務付ける自治体も多い。

 

これまでは車内にいながらアイドリングをし続けるのは気が引ける思いであった。しかし今度のクルマはそういった環境への配慮や周囲への気兼ねは無用である。アイドリング音もなく、空調と車内の電源が利用できるのである。

 

EVは技術革新の塊である。現代のモバイル生活とマッチするのはあたり前なのだが、今回ふとしたことで実感したのであった。

 

これからはクルマでの外出の際は、車内がWeb会議スペースの第一候補になりそうである。