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Office基礎102【Excel】セルに入力されている文字列の先頭・後尾にジャンプする

Excelは、作表計算ソフトであり、基本的には表を作成し、数値を入力して計算をさせ、表を完成させるのが一般的な使い方だ。

 

しかし、表のなかに数値ではなく文字列を入力し、マトリクスの表としてまとめる場合にも重宝する。そのほかのアプリとの比較でいえば、並び順のソートがしやすかったり、行列の入れ替えや挿入が簡単であったり、表全体のレイアウトが直感的でわかりやすかったりと、これ以外にもExcelを使うメリットはたくさんある。

 

このように大量の文字列を入力したり、編集したりする場合に役立つワザがあるので見て行きたい。

 

数個の文字列であれば気にするほどでもないが、ファイルによっては、1つのセルに数10文字が入力されていることがある。

 

 

このような文字列を編集する場合、まずは「F2」キーを押して、セルを編集モードにする。編集モードにすると、カーソルは文字列の最後尾に配置され、点滅している。

 

この際、編集したい文字列が中間や先頭の部分だった場合、マウスでカーソルを動かして任意の場所をクリックするか、左右の矢印キー「←」「→」を押して移動させるかのどちらかである。

 

このようなシチュエーションで重宝するのが文字列の先頭や末尾にジャンプするこの機能である。いずれも入力モードにした上で、

  • 「↑」キー…文字列の先頭にジャンプ
  • 「↓」キー…文字列の後尾にジャンプ 

することができる。

 

なお、1つのセルの中で、「Alt」+「Enter」を使って改行している場合には、上記のとおりには機能しない。改行しているセルの場合のジャンプの方法については、次回見ていくことにしたい。