Cafe HOUKOKU-DOH

~ホッとひと息的な読み物でブレイクするサイト~

IVY Note

IVYスタイルをこよなく愛する方告堂店主が、男性の服装術について綴っていきます。わが国における男性ファッションの歴史から、着こなしのルールやTPOにあわせたコーデまで、幅広く取り上げます。 企業において、スーツ一辺倒のドレスコードが見直され、ビジネスカジュアルにシフトしていく昨今、逆になにをどのように着ていいのかわからない、スーツのように毎日同じ服を着るわけにもいかず、悩んでしまう、など男性ビジネスパーソン必読です。 また女性の方には、女性ファッションとは違った切り口で積み上げられてきた男性の服装術を理解することで、服選びに悩んでいるパートナーにステキなアドバイスを差し上げたり、センスのいいプレゼントを選ぶ参考になればと考えております。 職場でのちょっとした雑談のネタになれば幸いです。 ■更新日:毎週金曜日

IVY Note No.41

OLDIES BUT GOODIES ”OLDIES BUT GOODIES”タツローさんが自身のラジオ番組「サンデーソングブック」でオールディーズを語るときによく使うフレーズである。「古いけれでもいい曲」という意味で、いい音楽は時代を超える不変の価値があるということをリスナー…

IVY Note No.40

Ⅰ型スーツ アイビーやわが国のトラッドファッションにおいては、スーツやジャケットの基本型は「Ⅰ型」と呼ばれている。イメージしやすくいうならば、アイビーにおけるブレザーをイメージしてもらうとわかりやすい。 最近は、イタリアのエレガントなシルエッ…

IVY Note No.39

TPO アイビーがわが国にもたらしたものとして、TPO(Time Place Occasion)という概念がある。これは、前述の3つのの頭文字をとった略語で、時、場所、場合に即した服装をすべきという意味。その後、服装だけにとらわれず、マーケティングの概念にもなっ…

IVY Note No.38

上質な服を長く着る 店主の家は、洋服に限らずモノ持ちがイイ。結婚して30年になるが、当時そろえたものがまだ現役で活躍していたりする。さすがに白物家電はそうはいかないが、台所道具などでもがんばっているアイテムは多い。 文具などにもその傾向は大い…

IVY Note No.37

ベーシックアイテム 「ふだんプレミアム」というコンセプトが総合電機メーカーから提案されたのは、たしか5~6年くらい前だったように記憶している。日常生活のなかで、ハイテクな白物家電の機能を活かして、生活の質を向上させようというものであった。 …

IVY Note No.36

アメリカングラフティ 店主が若いころに大きく影響を受けた映画のひとつに「アメリカングラフティ」がある。日本のIVY創世記と時を同じくした60年代カルフォルニアの片田舎を舞台にした青春物語である。 高校を卒業して大学に進学するために、故郷での最後の…

IVY Note No.35

よりどころ 店主はときどき、世の中にあふれるファッションや服装を見ていると、ホントに自分はアイビーに出会えてよかったと、しみじみ思うことがある。 小学校高学年から中学の思春期真っ只中の時期、人とは違ったカッコイイ服装がしたくて、わからないな…

IVY Note No.34

ジャケット IVY Note では、アイビー服装術というと、ドレス系がクローズアップされがちなので、あえて思い切りカジュアルに振ってアイテムやコーデを取り上げてきた。 リモートワークが予想以上に浸透し、自宅で仕事をする時間が増えても、会社勤めの大人の…

IVY Note No.33

レイヤード アイビー的着こなしのひとつに「レイヤード」重ね着というワザがある。寒さが厳しくなってくるこの時期ならではの洋服の楽しみ方である。 B.D.シャツにクルーネックセーターやカーディガンなどは、一般的なレイヤードであるが、(重ね着という感…

IVY Note No.32

ローファー だれでも知っている革靴の入門用ともいえるローファー。このアイテムも発祥は米国のアイビーリーガーである。ローファーとは「無精者」という意味で、ヒモがないのですぐに履けるところが名前の由来だ。アイビーアイテムのなかではめずらしく、革…

IVY Note No.31

革小物 アイビーの教科書などをみると、持ち歩く小物は、素材や色を統一してそろえるべし、と書いてある。このアドバイスを聞いて、店主のみならずとも納得する一方で、とはいっても簡単にはできないと感じている読者のみなさんも多いと思う。 財布などの持…

IVY Note No.30

NIPPON MADE 2年前の春、会社員時代に宇都宮から横浜に引っ越してきた。人事制度の見直しをひととおり終え、次に着手すべき課題を提起し、あたらしいミッションを得、そのための新組織を東京の本社に立ち上げたのだ。 宇都宮ではクルマ通勤。毎日歩くのは自…

IVY Note No.29

マッキノークルーザー IVY的カジュアルコートというと、ヘビーデューティーのカテゴリからも多くのすぐれたアイテムがチョイスされる。店主のいちばんのお気に入りは、マッキノークルーザーである。 呼び名は知らなくても、街中で見かけたことのある読者も多…

IVY Note No.28

ピーコート ようやく冬のアウターのことを考えられる気候になってきた。今週も引き続きアイビー的コートについてみていきたい。 ダッフルコートとならんで特徴的なディテールをもっているのが、ピーコートである。動きやすい短い丈に、左右どちらを前にして…

IVY Note No.27

コート ウインターシーズンに向けたアウター第2段は、コートである。ジャンパーがカジュアルの代表格であるならば、コートはフォーマル、カジュアル両方のシーンをカバーするアイテムがラインナップされている。 ダッフルコート アイビー的コートの代表格、…

IVY Note No.26

ジャンパー 衣替えの時期である。季節を少々先取りし、今週は秋冬カジュアルコーデには欠かせない上着を見ていきたい。 ジャンパーとは広辞苑によると、「前開きでゆったりした活動的な上着。袖口や裾がぴったりしているものが多い。作業着・遊び着・運動着…

IVY Note No.25

アイビー的バッグ 本来男性の場合、フォーマルな場所ではバックは持たないものとされている。店主もできればなにも持ちたくない。一方バックというものは、男性の持ち物中でもいちばん目立つ存在であり、コーデに気を遣うのであれば、すくなくても同レベル、…

IVY Note No.24

ヘビーデューティー・アイビー 1970年代のヒッピームーブメントによって、アイビーは受難の時代をむかえる。そんななか、70年代の前半には、のちにやってくるヘビーデューティー(HD)ルックの萌芽が着々とすすんでいた。71年にはワークシャツ、ダンガリーズ…

IVY Note No.23

今週もアイビー的ニットの続きを見ていきたい。 アーガイルセーター ニットのなかでいちばんクラシカルな雰囲気といえば、アーガイルセーターで決まりである。多色使いのダイヤ格子(ひし形)のパターンで、クルーネックと同様シェットランドでVネックに編…

IVY Note No.22

先週のマストアイテムである「クルーネックセーター」に引き続き、そのほかのIVYアイテムとしてのニットについて、見ていくことにしたい。 レタードカーディガン IVYのルーツが米国東部のアイビーリーグ大学にあるので、学生特有のアイテムも多数取り入れら…

IVY Note No.21

クルーネックセーター 初秋のアイビーアイテムをひとつあげろといわれれば、真っ先に頭に浮かぶのが「クルーネックセーター」だろう。丸首で無地のなんの変哲もないセーターなのだが、これがとてもアイビー臭いのだ。 アイビー的ニットアイテムは、そのルー…

IVY Note No.20

IVY的素材 毎日猛暑が続いているが、暦のうえではあす7日(土)が立秋である。まだその気にはならないかもしれないが、コロナでしばらく洋服も買ってないし、この秋あたりからは外出もできそうなので、そろそろジャケットでもという読者向けに、IVY的素材を…

IVY Note No.19

盛夏のIVY的コーデ 梅雨も明け、本格的な夏に突入した。毎朝の出勤時から30度近くで、真夏日が続くとさすがに着るもののことなどかまっていられない、となりそうではあるが、今週はひとつ、少しでも快適に過ごすための真夏のIVY的コーデについて見ていきたい…

IVY Note No.18

クールビズを楽しむ すっかりわが国の夏のビジネスシーンに定着したクールビズ。スタート当初は衣替えと一緒のタイミングで6/1~9/末だったような記憶だが、いつの間にか拡大解釈?されて、5月の連休明けから10/末までがスタンダードとして定着したようだ。…

IVY Note No.17

ユニクロアイテムの上手な取り入れ方 ユニクロの柳井さんは、もともと父親が経営していた実家の紳士服店を継ぎ、VANの専門店を経営していた。若い時代にIVYやトラッドを通じて、男性の洋服の基本を学んだのである。 No.1でも書いたように、「トラディショナ…

IVY Note No.16

定番商品 IVYやトラッドといった男性服飾カテゴリーやそのアイテムというのは、その成り立ちや思想から、流行とは基本的に無縁である。無縁というより流行というものを否定する思想といっても過言ではないであろう。 英国の紳士淑女が伝統を重んじるように、…

IVY Note No.15

アイビー的シャツ ボタンダウンシャツに代表されるシャツは、IVYを感じさせるアイテムである。今週はIVY的シャツのパターンを見ていきたい。 ドレスシャツ IVYのドレスシャツの柄としては、無地が基本で、そのほか例外的にタッターソール、ロンドンストライ…

IVY Note No.14

今週はチノパン以外の夏向けカジュアルのボトムスについて、見ていきたい。 ホワイトジーンズ IVYにおける夏のボトムスというと、まず最初に頭に浮かぶのがホワイトジーンズである。白という色は不思議なもので、衣服として身につけると街中でとてもまぶしく…

IVY Note No.13

カジュアルの足元といえば、外せないのがスニーカーである。このスニーカーという単語、いまでは日本語の辞書にも「ゴム底の布製または皮製のスポーツシューズ」と載っているが、この呼び名をわが国に広めたのもVANである。 もともとズック靴とか運動靴と呼…

IVY Note No.12

ここのところトップスの紹介ばかり続けてきた。トップスはいちばん目立つので、変化させるにはインパクトが強く、周囲にあたえる印象が大きい。一方で「オシャレは足元から」といわれるように、目立ちにくそうで結構見られているのが足元である。 IVYの源流…