【企業】グローバル基準の人事制度に刷新
業務アプリのトヨクモは4月16日、10%程度の昇給を2018年から5年連続で実施し、310万円(57.3%増)平均年収をアップした人事制度を刷新すると公表した。導入の目的を(1)評価基準の明確化により、社員の成長を促進すること。(2)グローバル基準の報酬体系を採用することで、グローバル進出に必要な人材の確保を図ることとし、今後グローバル市場でも十分通用する競争力の強化と、社員の持続的な成長を目指すとしている。
【企業】ライフステージに応じた複線型人事制度を導入
京王電鉄は4月16日、育児・介護・不妊治療中の管理職を対象に、最大3年間にわたって職位を変更することを選択可能とする「ポストチェンジ制度」を新たに導入すると公表した。これにより、管理職としての責務を軽減して働き続けることが可能となる。制度適用は最大3年間で終了後は、原則移行前の職位に復帰するとしている。
https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2024/nr20240416_career%20support.pdf
【企業】ベアと定昇で平均6%の給与水準引上げ
ウェンディーズ・ジャパン傘下のファーストキッチンは、全正社員と全エリア正社員を対象にしたベアを決定したと公表した。本年4月分から、基本給を一律12,000円引上げ定昇と合わせ平均6%の給与水準引上げとなる。ファーストキッチン社員を対象にしたベアは、ウェンディーズ・ジャパンの傘下となった2016年以降で初めて。
【調査】学生の企業選びポイント3年連続で「給与の良い会社」が増加
マイナビは4月16日、「マイナビ 2025年卒大学生就職意識調査」を公表した。概要は以下のとおり。
- 大手企業志向が7%で前年比4.8pt増。3年ぶりに半数を超える
- 2025年卒の学生の就職観は「楽しく働きたい」が例年通り最多。前年から増加幅がもっとも大きかったのは「個人の生活と仕事を両立させたい」
- 企業選択のポイントは「安定している会社」が9%で6年連続最多。「給料の良い会社」も3年連続で増加
- 行きたくない会社は「ノルマのきつそうな会社」が今年も最多。「転勤が多い会社」も4年連続で増加し初めて3割を超える