Cafe HOUKOKU-DOH

~ホッとひと息的な読み物でブレイクするサイト~

IVYおじさんの創業日誌

音楽

多くの読者のみなさんと同じように、店主にとっても音楽は生活の一部になっていて、音楽のない生活など考えられないほど空気のような存在になっている。

 

父親がモダンジャズファンで、休みの日となると朝の7時半ころから、リビングの中央に鎮座しているステレオ装置で大音量で一日中流していた。

 

おかげでものごころついた頃から、JAZZはつねに家の中で流れており、その環境で育ったため、いまでも1950年代のJAZZは、好きな音楽のひとつである。

 

 

新作CD

JAZZと同じくらいよく聞く音楽に、山下達郎さんの楽曲がある。デビューからのアルバムは一応LIVE盤以外はコンプリートしている。

 

21日、達郎さんの11年ぶりのアルバムが届いた。アマゾンで注文しておいたので1日早い到着である。まあイマドキCDを買うというのもどうかと思うが、一応、好きなジャンルやアーティストのアルバムはCDで買って、ライナーノーツなども楽しむようにしている。

 

 

新作のCDを予約して買ったのはいつ以来だろう。思い出せないことを考えると、前回の達郎さんのベストだったかもしれない。

 

14歳のときに聴いた音楽

先日、TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネットが、特別番組Life Time Audio~My First Music「14歳のプレイリスト」」を生放送していた。『NY Times』によると、生まれた年が音楽の好みを左右するとし、14歳の時に聴いた音楽が音楽の好みに重要な影響を与えるとのことであった。

 

14歳といえば中学2年生。確かにその時期ってとにかく子供っぽいものがイヤで、大人びたものを必死に追いかけていた記憶がある。

 

そのころ友人からオフコースのアルバムを貸してもらってくりかえし聴いていた記憶がある。なにかTVの歌番組で流れている「歌謡曲」がかっこう悪い気がして、ニューミュージックというカテゴリーの音楽をレコードで聴くこと自体がカッコイイと思っていた。

 

達郎さんとの出会い

達郎さんの音楽との出会いは、忘れもしない中学3年の夏休み。オフコースのレコードを貸してくれた友人の祖母宅(宮城と岩手の県境の小さな町)に泊まりに行ったときだ。

 

友人がかついできたでっかいラジカセから流れていたのは、当時最新版だった達郎さんの「FOR YOU」。一曲目の「Sparkle」から店主は完全にノックアウトされた。

 

 

世の中にこんなにオシャレでカッコイイ音楽があるんだ!ととびあがるほど驚いた。イントロのギターソロ、洗練されたメロディーライン、そしてなによりも当時の若者(店主にとってはお兄さん、お姉さんたち)の感性にフィットする歌詞など、これぞ求めていたサウンドだと感じた。

 

いまでもこのアルバムは達郎さんのなかではいちばん好きであり、聴くたびに中学3年生の夏休みの冒険的小旅行の記憶が、真夏の朝日の気持ちよさとともに、はっきりとよみがえってくるのである。

 

REBORN

音楽はそれを聴いていた当時の記憶と深く結びついて、セットでよみがえってくる。「アトムの子」を聴くと新入社員当時のことを思い出すし、「ヘロン」を聴くと長野五輪の男子スキージャンプの感動場面がよみがえってくる。

 

ニューアルバムのラストの曲が流れたとき、なんのときに聴いたのかはすぐに思い出せなかったのだが、そのときの感動だけがよみがえってきて、体が震えた。

 

すぐに曲名で検索してみると、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の主題歌であった。東野圭吾作品史上最も泣ける感動作と高い支持を受けている原作の実写映画だ。曲を聴いているうちに映画のシーンが徐々によみがえってきて、ふたたび感動を味あわせてもらった。

 

今回のアルバム「Softly」を数年後に聴いたとき、どんな記憶が一緒によみがえってくるのであろう。楽しみである。