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Office基礎133【Excel】シートの非表示

Excelファイルをメンバーと共有するにあたり、禁じ手の機能である「シートの非表示」。しかし、そういった認識がないメンバーや社外から共有されたファイルを取扱う場面も想定されるので、機能としては頭に入れておいた方がいい。

 

たとえば、データの入力規則が設定されていて、ドロップダウンリスト(アクティブセルにすると、セルの右側にボタンが表示され、クリックするとリストが表示される)があらわれるような場合、選択肢は別シートに記載したリストを参照する場合が多い。

 

シートの制作者としては、リストがあることを表面上見せたくない、またはリストをこわされたくないなどと考え、リストを入力したシートを非表示にすることがある。

 

同様な理由でVLOOKUP関数などを用いてコードを入力すると、それにひもづく商品名や単価などを表示させるケースも考えられる。

 

表面上は参照元が見えないようになっている、このようなファイルに出会った場合、「シートの非表示」機能が使われていることを疑った方がいい。

 

確認方法は簡単だ。表示されているシートのシート名を右クリックする。非表示シートがある場合には、メニューに「再表示」の選択肢があらわれるので、それを選ぶと非表示になっていたシートが表示される。

 

 

非表示シートがない場合には、メニューの「非表示」の選択肢はグレーアウトされるので、すぐにわかる。

 

これで参照元がわからなくて、ムダな時間を費やすこともなくなるのである。