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Office基礎104【Word】読み上げ機能の活用

このBlogでもあまり取り上げられていないワープロアプリ「Word」。かなり高度な文書作成機能が盛り込まれているのだが、その分使い方が他のOfficeアプリにくらべて直感的ではないため、使い慣れていない読者には、ハードルが高いイメージがある。

 

しかし、盛り込まれている一部の機能だけでも使うと便利なものもあるので、紹介したい。今日取り上げるのは「音声読み上げ機能」である。

 

外部へ提出する長文のメールや、社内へのレポート、報告書など文書を作成する機会は職種を問わず多い。文書作成で最も大事なのは、「てにをは」などよりも「誤字脱字」である。これがあるだけで、文書内容もあやしく思われるし、それ以上に仕事ぶりや人格すらうたがわれかねない。

 

そんなときに便利なのが、Wordの「音声読み上げ機能」だ。

 

使い方はいたって簡単である。Wordを立ち上げ、チェックしたい文書をコピペし、「校閲」タブ-「音声読み上げ」をクリックするだけである。

 

 

そうするとWordが貼り付けたテキストを読み上げてくれる。目視によるチェックではうっかり見落としてしまうような箇所も、音声で読み上げてくれると、すぐに気がつく。

 

現状では一部、音読み、訓読みなど正しい読み方にならない部分もあるが、その点さえ気にしなければ、十分実用レベルである。

 

音声読み上げ機能を起動させると、文書エリアの右上にスタートの矢印ボタンが出現するが、その右側の機能ボタンでは、読み上げスピードを変えたり、読み上げる声を変えることも可能だ。

 

これで誤字脱字が防げるだけでなく、文章校正チェックの苦行から解放されること間違いなしである。ただし同音異義語だけはチェックできないので、読み上げの音声をを聞きながら文章を目で追ってチェックすることはお忘れなく。