【企業】子誕生に最大100万円の一時金を支給
ダイワロイネットホテルズは９月29日、正社員の出産費や養育費を補助するために、⼦どもが⽣まれた正社員に対し、「次世代育成⼀時⾦」として⼀⼈につき最⼤100万円を⽀給すると公表した。支給額は第一子に30万円、第二子に50万円、第三子100万円。少⼦化対策や育児⽀援等に取り組むことで、多様な⼈財が活躍できる職場⾵⼟の醸成を⽬指しており、今後のさらなる少⼦化を⾒据え、⼦どもが⽣まれるごとに段階的に⽀給額を引き上げ、最⼤100万円を⽀給するとしている。
https://www.daiwahouse.co.jp/about/release/group/pdf/g_release_20230929-2.pdf
【企業】ベアの実施と飛び級制度の導入
医薬品開発支援のイーピーエスは９月29日、全社員の基本給引き上げと飛び級制度などを導入する人事制度の改定を公表した。ベアの実施により新卒社員の初任給については、一律14,000円引き上げ、これまでと比較し約６%増額する。人事制度はメリハリの強化として、卓越した成果を上げる社員には処遇を高く設定。たとえば複数年度にわたり高評価を取得した社員に対して、業績賞与（賞与のうち、業績に応じて支給される報酬）を最大20%増額。また飛び級制度の導入により、高評価者に対しては等級を２段階上げ、早いペースでの昇格・昇給を実現。高評価者が活躍しやすい環境作りにも力を入れるとしている。
【調査】理想の上司・先輩は「丁寧に指導する人」が約８割
日本能率協会は10月３日、新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に、「2023年度新入社員意識調査」の結果を公表した。概要は以下のとおり。
- 理想だと思う上司、先輩の第1位は、「仕事について丁寧な指導をする上司・先輩」79.0％
- 仕事をしていく上での不安について、トップ3は「上司・同僚など職場の人とうまくやっていけるか」「仕事に対する現在の自分の能力・スキル」「仕事での失敗やミス」
- 仕事上で抵抗を感じる事例の第1位は「上司や先輩からの指示が曖昧でも、質問をしないで、とりあえず作業を進める」で83.7%
- 「機会があれば転職・独立したい」と考えている新入社員は30.1％
- 転職を考えるシチュエーション第1位は「会社の将来性が見込めなくなったとき」78.4%、第2位は「社風や企業文化が自分に合わないと感じたとき」72.4%、第3位は「昇給（月給が上がること）が見込めないとき」59.0％
- 「未来の日本社会は暗い」というイメージは65.8%
- 強化していきたいと思う点の第1位は学習能力（他者や経験から学ぶ力）で62.8%
- AIをはじめとするデジタル技術の進化は、自身の職業人生にプラスと考える新入社員が90.2％
【セミナー】介護人材の確保・定着・育成・処遇
（公財）介護労働安定センターは11月13日、『第27回シンポジウム「介護人材の確保・定着・育成・処遇」～令和４年度 介護労働実態調査から～』を開催する。深刻な労働力不足の中で、介護人材の確保・定着には、「働きやすさ」や「働きがい」が感じられる職場づくりが必要。シンポジウムでは令和4年度介護労働実態調査の分析から、有識者が様々な課題について意見交換する。介護労働を魅力ある職場にする取組みを明らかにし、その改善につなげる。参加無料。オンデマンド配信もある。
http://www.kaigo-center.or.jp/topics/pdf/20230927_symposium.pdf
