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【2023-12-12更新】週刊HD労働情報

【企業】「孫育」のための休暇を導入

九州電力は11月30日、「孫育」のための休暇を導入すると公表した。同社はこれまでも「男性の育児休職取得率100%」の目標を掲げるなど、性別に関わりなく育児参画できる環境づくりを進めてきた。子育て世代に加え、支える側の祖父母世代が孫の育児にかかわる「孫育」を支援し、あらゆる世代が育児参画し支え合う風土を醸成する。取得事由は孫が生まれる際の立ち合いや、孫の世話・看病など、「孫育」のためとし、小学校3年生までの孫が1人の場合は年5日、2人以上の場合は年10日で、時間単位でも取得可能としている。

www.kyuden.co.jp

 

【調査】業種や職種を越えた「越境転職」が加速

リクルートは11月29日、自社の転職支援サービスの転職者分析を行い結果を公表した。過去10年間の分析から、業種・職種の越境状況にフォーカス。見えてきたのは、転職市場の構造的な変化。ポイントは以下の3点。

  • 全体傾向:「異業種×異職種」への転職が最多パターンに(過去最高値:39.3%)
  • 年齢傾向:年齢が上がるにつれ、職種は変えず異業種にチャレンジする人が増加
  • 職種傾向:企画系職種は、「異業種×異職種」転職の割合が高い

www.recruit.co.jp

 

【調査】男性、育児参加を希望、 実態は「指示待ち育児」が2割

パーソルホールディングスは11月17日、男性育休に関する男女の本音を調査し結果を公表した。概要は以下のとおり。

  • 男性の4人に3人が育児に積極的に参加したいと回答するも、育児に関して「パートナーの指示を待つ」と答えた方は23.1%
  • 男性育休について、男性が1か月未満取得・取得するつもりがないと答えた理由は、「勤務先の人員が不足している(代替人員の不足)」、「上司や同僚に迷惑をかけたくない」が上位となり、職場に対する罪悪感を抱いていることがうかがえる。一方、女性は「育休中のパートナーの役割がよくわからない」が1位となり、「取るだけ育休」・「指示待ち育児」に対する懸念がうかがえる

www.persol-group.co.jp

 

セミナー】アサーティブ・コミュニケーション講座

 神奈川県労働福祉協会は「人間関係を円滑にする!組織力を高める!アサーティブ・コミュニケーション講座」をZoomライブとWEBオンデマンド配信で開催する。アサーティブ・コミュニケーションとは相手を尊重しながらも、自分を押し殺してしまうことなく、誠実に自分の感情や要望に向き合い、相手に率直に対等に伝えていくコミュニケーション手法。開催は1月25日14:00~16:00。オンデマンドの視聴期間は講義翌々日から1か月間。受講料は4千円。

www.zai-roudoufukushi-kanagawa.or.jp