Cafe HOUKOKU-DOH

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人事屋修行記(第123話)

ノート

店主は入社以来、システム手帳をずっと使い続けていますが、最近はもっぱらスケジュールの管理と、つねに携帯しておきたい資料を綴じるために使っていて、仕事でのメモやアイデアの整理にはA4版のノートを使っています。

 

課長時代までは、実務のTO DO管理がメインだったのでノートは使わず、情報の一元管理という観点から、システム手帳一本で仕事をしてきていて、まったく不自由は感じていませんでした。

 

ただ、企画専任になってからは、実務のTO DOはほとんど管理することはなくなり、もっぱら仕事に役立つであろう情報の収集、整理と、テーマについてのアイデアの整理のウエイトが高くなってきました。

 

そうすると、バイブルサイズのシステム手帳のメモ欄では使いづらく、アイデアを書きとめながら頭の仲を整理するには、見開きA3の大きな紙面をいっぱいに使っていくととてもテンポよく仕事が進むことに気がつきました。

 

 

日常仕事に使うツールは、できるだけ変えたくないのですが、やはり仕事が大きく変わったタイミングでは、その仕事にあったツールに変えていく必要があると考えています。大工さんなど作業ごとに道具の種類を変えるのと同じですよね。

 

店主は考えをまとめるとき大量に文章を書くため、できるだけ書くことを意識せずストレスなくさらさらと文字がかけるので、万年筆を使っています。あと、万年筆で書いた文字ってなんとなくカッコよくて、書くこと自体も面白くなるので、仕事もさらにはかどるというメリットもあります。

 

ノートは万年筆のインクが裏ににじまず、ペンのすべりも滑らかな紙質のものをチョイスしています。はじめはエコールといメーカーの普通の罫線のものを使っていたのですが、以前から社用の方眼紙が好みで、残すためのメモをするときなど使っていたので、数年後にはアピカの紳士なノートに切替えました。

 

 

これは、特殊な製法を用いていて、ノートを開いたときに左右に段差ができず、とても書きやすいように設計されていて、紙質も万年筆に対応できるようになっています。5、6年前にこれを使い始めてからは、文具店で他のノートを物色することもなくなりました。

 

仕事にあわせて使いやすい、そして気に入った道具を使うことは、仕事の能率をあげることはもちろん、気分よく仕事に取り組むことができるので、ボクにとってはとても重要なことなのです。

 

つづく…