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IVYおじさんの創業日誌

ことしもよろしくお願いします

昨年は年末にインフルエンザに罹患し、最終週を全部休んでしまい、なし崩し的に年末年始の休みに入ってしまった。

 

年のはじめにあたり、昨年一年間を振り返ってみたいと思う。

 

起業当初からお付き合いしているクライアント企業3社とは、引き続き一緒に仕事をさせていただいた。店主の事業の柱である「専属人事パートナー」という、いわゆる人事コンサルの顧問的位置づけの仕事である。

 

 

クライアントのニーズによって内容はさまざまだが、基本となるのは、人事や労務といった領域を中心としながらも、各社のそのときどきの困りごとを一緒になって考えながら解決していくというものである。

 

昨年はスポットで大きな仕事を担当させていただいた。大手メーカーのプロジェクトマネジメントの仕事である。

 

企業サイドとしては、スポット的な案件であり、ルーチンとして社内に担当者をおいて行う仕事ではない一方、人事屋さんとしての専門性もある程度必要であり、かつ世の中の人事屋さんでも経験している人が少ない仕事であった。

 

このプロジェクトは複数年にフェーズを分割して実行する計画になっており、昨年担当したことで、ノウハウをしっかり蓄積したので、ぜひ今年も引き続き受注したいものである。

 

おととしに引き続き、人事制度構築のお手伝いをさせていただいた。創業社長から二代目社長にバトンタッチしたことをきっかけに、はじめて専門家を入れて制度全体を中長期ビジョンをベースに検討してきた。

 

制度系の定石どおり、社長、執行役員の3名の経営陣と週イチの定例会を半年以上にわたって行い、年末に制度全体を取締役会にはかり、OKをいただいた。

 

今年は7月に制度スタートに向け、導入準備を中心に、運用のフォローも含めて引き続きお手伝いをしていく予定である。

 

昨年は企業型DCの導入コンサルというあたらしい商材、サービスもスタートし4社に導入いただいた。

 

この企業型DCのビジネスだが、やってみて実感したのは、世の中でこのサービスを手掛けている大部分の会社は「人事」の素人が大半である、ということであり、人事制度のひとつとしてトータルでアドバイスできる店主のような存在は、アドバンテージがあるということであった。

 

人事の専門家を置くことができない中小企業では、企業型DC単体ではなく、人事制度をトータルで検討し、アドバイスを受けられることが、今後ますます重要になってくることが想定されるので、この部分はさらにPRをしていきたい。

 

昨年は、ビジネスコーチングやカウンセリングといった仕事も増えてきた。どのクライアントも「専属人事パートナー契約」のサービスとして、すでに契約している企業の特定の社員の方に対して行っているのだが、現在毎週4人と面談を行っている。

 

この領域は今後ニーズが高まってくることが想定され、サービスのひとつとしてラインナップに加えていくことも検討していきたい。

 

こんな感じの一年であったのだが、今年も引き続き現在の仕事をベースとして、なにかあたらしい事業に取り組んでいけるよう、考えていくことにしたい。