【企業】スーパーフレックスタイム制度などを導入
JVCケンウッドは１月29日、働き方改革とダイバーシティ&インクルージョン（D&I）を推進する取り組みの一環として、コアタイムを廃止し、有給休暇とは別に任意で休日を取得できるスーパーフレックスタイム制度の導入、および事実婚の相手方と同性パートナーを社内制度上の配偶者に含める人事施策を公表した。自分らしく、生き生きと働くことができる職場環境の整備を進め、優秀な人材の確保と企業価値の向上を目指すとしている。
【企業】新卒初任給を最大で20％引き上げ
コクヨは２月1日、本年４月より新卒初任給を最大で20.0％引き上げると公表した。院卒260,500円（+12.3%）、大卒250,500円（+12.8%）、高専卒等が230,500円（+20.0%）。グローバルやデジタル、クリエイティブ領域をはじめとした領域拡張に向け、将来リーダーとなる人材の採用競争力、および人材の成長支援の強化、そして、社員とともに変革に向け新たな組織文化を築き上げていくとしている。
【企業】定期昇給を含め平均5.1%のベアを実施
大東建託は１月25日、本年４月より、全従業員約８千名に対しベアを行い、定期昇給を含め平均５.１％程度の賃上げを行い、あわせて新卒初任給を一律２万円引き上げると公表した。院卒250,000円（+8.7%）、大卒240,000円（+9.1%）、短卒227,000円（+9.6%）となる。物価上昇を踏まえた従業員の継続的な生活支援、および将来における優秀人材の確保を行うとしている。
【調査】調査企業の約半数が新卒初任給を引き上げ
日本商工会議所は「商工会議所LOBO（早期景気観測）2024年１月」を公表した。調査対象となった会員企業のうち、新卒採用で計画通り採用できなかった企業は74.0％と、前年同月調査から6.4ポイント増加した。また「初任給の引き上げ」を実施した企業は50.2％と半数を超えた。正社員の賃金でも、「人材確保・定着やモチベーション向上」のために多くの企業が賃上げを実施しており、新卒採用においても同様の傾向が見えるとしている。
https://cci-lobo.jcci.or.jp/wp-content/uploads/2024/01/LOBO202401.pdf
