脱マウスの2回目。今週は Chrome ブラウザのタブをキーボードで切換える方法についてみていきたい。
先週のアプリとならんで、Windowsを操作する際に頻出する操作として、ブラウザのタブを切換えることが多いと思う。
PCが職場に出回った20年くらい前は、就業時間中にネットにアクセスするなどは、遊んでいるだけでけしからん!ということで、業務上必要な担当者にしかインターネットへのアクセスを許可しなかった。
会社もあたらしい技術にどのように接していいかわからず、手探り状態であり、まったくの性悪説で運用していた。いま考えると隔世の感がある。
さて、ブラウザーのタブ(画面の一番上にあるページの名前が表示される部分)が複数立ち上がっている場合、タブをキーボードで移動する方法だが、もっともメジャーな Chrome では以下のようになる。
■となりのタブに移動する
- [Ctrl]+[Page Down]キー…(ひとつ右のタブに移動)
- [Ctrl]+[Page Up]キー…(ひとつ左のタブに移動)
小型のノートPCだと、[Page Down]キー、[Page Up]キーを[Fn]キーをとの組み合わせで代用していて、操作が面倒なことも多い。そのような場合には、これがおススメである。
- [Ctrl]+[Tab]キー…(ひとつ右のタブに移動)
- [Ctrl]+[Shift]+[Tab]キー…(ひとつ左のタブに移動)
左のタブに移動するのには、3つのキーを同時に押さなければならないが、[Ctrl]+[Tab]キーを押し続けることで、一周まわってくるので、これだけ覚えておくのも手である。
■複数あるタブを選択する
順番にタブを移動するのではなく、開いている枚数が多い場合には、イッキにジャンプしてタブを選択することもできる。
- [Ctrl]+[1]~[8]キー…(左からの枚数順のタブに移動)
- [Ctrl]+[9]キー…(もっとも右のタブに移動)
いろいろとあるが、店主的には[Ctrl]+[Tab]キーを押さえておくのが効率がいいと思う。これでまたひとつ、画面を瞬間的に切換えることができるようになった。