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IVYおじさんの創業日誌

毎週水曜日は、川崎駅前にあるクライアントさんとの定例ミーティングがある。コロナ禍の緊急事態宣言中は、リモートでやっていたが、解除後は基本的に対面でやらせてもらっており、毎週オフィスにおじゃましている。

 

自宅のある菊名から川崎までは、JR横浜線京浜東北線を利用している。この電車での移動だが、なかなか充実している。

 

20分、14キロ弱の電車旅にも関わらず、まるで鉄道模型のレイアウトのように、さまざまな路線を走る列車を見ることができるのだ。

 

まず、菊名駅では東急東横線との連絡駅のため、東横線の車両を見ることができる。東横線は、東京メトロ副都心線とその先で東武鉄道西武鉄道と、横浜以西でみなとみらい線と直通運転をしているので、5社の車両を見ることができる。

 

横浜線から京浜東北線に乗り換える東神奈川駅では、東海道線横須賀線と並走する。さらに東神奈川の駅を出発するとすぐにJRの車両基地とならんで京浜急行車両基地も見ることができる。

 

次の子安駅を出ると、海沿いから高島線という貨物専用線が合流してきたかと思うと、すぐに地中から羽沢横浜国大駅と横浜羽沢駅という貨物専用駅から続く東海道貨物線が出てくる。この時点で貨物2線、客貨2線、旅客6線が並走する。

 

そして鶴見駅の直前でまたもや海側から鶴見線が頭上を横切る。海沿いの京浜工業地帯の工場などへの通勤路線として機能している。

 

 

鶴見駅を出発して鶴見川の鉄橋を渡ると、横須賀線品鶴線新川崎駅のある新鶴見信号場へと左に折れていく。品鶴線相鉄線と直通運転しており、相鉄線の車両と大崎から接続する埼京線車輛も見ることができる。

 

その後、川崎駅手前で東海道貨物線が高架になっていき、右手に折れつつ教習所の上をまたいで海沿いの八丁畷駅へと伸びていく。

 

その直後には、尻手駅南武線から分岐した南武支線がなんと直角に交わって頭上をクロスし、八丁畷駅へとつながっている。線路が直角に交わるのはかなりめずらしい。これぞ鉄道模型の世界である。

 

その後川崎駅の直前で左側から南武線が合流してきて、川崎駅に到着する。ざっと書き連ねたが、この短時間にこれだけの路線を車窓から眺めることができる、鉄道好きにはかなりの萌えポイントなのだ。

 

毎週クライアントへの行きかえりには、これら線路を走るめずらしい列車と出会えることを期待しながら移動している。ステキな移動時間である。