退職説明
先日クライアント企業からはじめて定年退職者が発生するので、退職説明の内容を教えて欲しいとのお願いをいただいた。
ちょうど今週月曜日のBlogにも書いたとおり、店主は若いころは給与担当者として従業員の退職説明を、給与計算の担当者を外れた後は、本社人事の担当として、役員の退任時説明を行っていた。
退職時の説明というのは、範囲が多岐にわたるので、意外と骨が折れる。企業によっては、領域ごとに担当者が違っていて、入れ替わり立ち替わり説明をすることもあるようだ。
今回は、定年後に継続して再雇用が予定されているので、結論から言うと正社員のみに適用されている制度が定年退職によって終了するので、その部分についてのみ説明すればいい。
しかしせっかくなので、今後のことも考えて、定年時に継続雇用せず、そのまま退職する場合も想定し、資料をつくってみた。
サッと拾った項目は以下のとおりだ。
このほかに退職後の社会保険の取扱いについて、いつのタイミングで、どんな判断をして、どこで、どんな手続きをする必要があるのか?っていう説明があるとベターである。
定年退職した方々のお話をうかがうと、みなさん口をそろえて「いままで会社がやってくれていた手続きがいかに多岐にわたっていたかがわかった」という。それだけ、自身で手続きをするとたいへんなのである。
実はこの領域は、意外とまとまった資料がないので、ここらへんの説明資料テンプレートの提供はビジネスになるかも、などと思いながら資料をせっせと作成したのであった。
この資料をベースに今後時間を掛けてブラッシュアップしていくことにしよう。