Cafe HOUKOKU-DOH

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IVYおじさんの創業日誌

入社式

先週金曜日は4月1日。わが国では新卒社員の入社式の日である。店主も社外監査役をつとめさせていただいている株式会社パフさんから、入社式であいさつをお願いされた。

 

ことしの新入社員は2人。パフさんの新卒採用担当者は社員のなかから毎年公募で決まり、本業と並行して採用活動全体を担当し、入社式を企画、開催して受け入れるまでが採用担当としての仕事だという。

 

全社員がリアルとバーチャルで出席する「ハイブリッド型」入社式は、1時間ほどのセレモニーで、社員の代表者がたくさんのメッセージを語る心温まる式であった。

 

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店主も3分ほど時間をいただいて話したのだが、おそらく新入社員の2人の記憶には残らなかったと思うので、後から読み返せるようここにメモを残しておきたい。

 

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入社おめでとうございます。入社式でのあいさつということで、自分の新卒入社のときを思い出してみました。

 

わたしは31年前に自動車の部品メーカーに入社しましたが、その年の1月にいまと同じように湾岸戦争がはじまり、TVを通じて映し出される映像は、テレビゲームのようだといわれ、リアリティのない戦争というものが危惧されました。

 

いまあらためて思い返してみると、31年後の現在というのは想像もできませんでした。その後登場したモノやサービスを振り返ると、携帯電話やインターネットにはじまり、デジタルカメラスマホSNSなどの情報通信技術発達の歴史といえると思います。

 

そして現在は「誠実さが求められる時代」といえます。ウクライナ侵攻のニュースを見てわかるように、すべての出来事は全世界の人々が見ていて、悪いことはできない世の中になったと思います。

 

今日入社した2人がベテランになる30年後、2050年代の世界はどうなっているでしょうか。変化のスピードが速く想像もできません。そんな今だからこそいえることといえば、なにごとにも誠実に取り組むことだと思います。

 

会長の釘崎さんはインターネットが普及して就職活動が便利になり、ネットで完結していることに疑問をもち、「顔の見える就職と採用」というリアルにこだわってパフを経営してきました。

 

技術が進化すればするほどバーチャルとリアルの境はなくなっていきます。そうなればなるほど人と人との間の本質の部分が大切になってきます。

 

パフの社員らしく、創業の精神を忘れずにお客様の課題解決のお手伝いをしていってほしいと思います。これからの活躍を期待しています。

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これからの2人の活躍を父親のような気持ちで応援していきたい。