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【2022-7-26更新】週刊HD労働情報

経団連】「企業向けワーケーション導入ガイド」を公表

経団連は7月19日、「企業向けワーケーション導入ガイド」をまとめ公表した。自律的な働き方の促進など、テレワークの最大活用への期待は高まっているが、一方で、新しい概念であり、導入に慎重な見方も少なくない。そこで、仕事と休暇の明確な区分けを前提に、場所にとらわれない働き方の1つとして、ワーケーションをとらえ、導入におけるポイントと、整理すべき諸規程を盛り込んだ、企業向けのガイドを作成したとのこと。

https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/069.html

 

【事例】65歳定年制を導入

村田製作所は7月19日、従業員活躍の最大化のため、2024年4月1日より定年を現行の60歳から65歳に引き上げると発表した。多様な人材が活躍することで個人・組織としてイノベーターを目指すため、イノベーションの源泉である人的資本の価値を継続的に向上させていく投資が必要とし、その取り組みの一環として65歳定年制を導入するとした。キャリアをより自律的に選択できるよう、 合わせて 60~64歳到達時点で定年退職を選択することを可能にする「選択定年制」もあわせて導入している。

corporate.murata.com

 

【調査】「マイナビ2023年卒企業新卒採用活動調査」を発表

マイナビは7月19日、「2023年卒企業新卒採用活動調査」を発表した。全国の企業3,176社に、2022年6月時点の2023年卒の採用活動および2024年卒の採用計画について調査したもの。概要は以下のとおり。

  • 採用予定数を前年より「増やした」企業は前年比6.1pt増の22.1%。企業の採用意欲は2年連続で回復
  • 6月時点で採用充足率が「5割以上」の企業は44.3%(前年比6.2pt減)。現在の問題点は「母集団(エントリー数)の不足」や「選考受験者数の不足」
  • エントリーがあった学生に対し「前年よりも採用したいと思う学生が少ない」という印象を受けた企業は前年比9.1pt増の25.2%
  • 8割以上の企業が「入社3年目以降の活躍」を期待して新卒採用を実施
  • 採用広報において今後アピールすべきと思うことの第1位は「SDGs

www.mynavi.jp

 

【調査】2022年度 新入社員の会社生活調査(第33回)

産能大総合研究所は7月8日、2022年度の新入社員を対象に、就職活動の実態や仕事観、働く意欲や新社会人としての意識、将来のキャリアなどに関するアンケートを実施した。同調査は1990年度から実施しており、今年度で33回目。概要は以下のとおり。

  • 企業の評判や情報源は?…「就職情報誌」が50.8%
  • 働く上で重要なことは?…「仕事内容に見合う報酬が得られること」が過去最高
  • 働く上で企業に求めるものは?…「長期的な安定性」が72.1%
  • ジョブ型とメンバーシップ型、どちらを望む?…「ジョブ型」が23.4%、「メンバーシップ型」が26.2%

www.hj.sanno.ac.jp

 

【調査】「2022年上半期早期・希望退職状況」まとめ

東京商工リサーチは7月20日、2022年上半期の早期・希望退職状況をまとめ、結果をHPで公表した。期間中に早期・希望退職者を募集した上場企業は25社(募集人数4,515人)で、新型コロナ感染が拡大した2020年以降では、社数、募集人数とも最少を記録。直近の通期損益は、約半数の12社(構成比48.0%)が黒字企業だった。募集人数1,000人以上の大型募集は1社で、少人数の募集が集中しているとした。

www.tsr-net.co.jp