Cafe HOUKOKU-DOH

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IVYおじさんの創業日誌

オフィス

今週ようやく息子が出ていった部屋を改装し、個室オフィスが完成した。これまではリビングのすみにデスクをおいて仕事をしていたので、家族が家にいるときに多少みんなに迷惑をかけていたのが、完全に解消された。

 

55インチモニター

昨年、父親が体調を崩したので、月の半分は仙台の実家で仕事をすることになった。そのとき、春になって息子の部屋をオフィスに使えるようになったら、Web会議用に大画面モニターをサブとして設置しようと考えていたので、それを前倒しして仙台の実家に入れてあったのだ。

 

おかげさまで父親の体調もよくなり、仙台で仕事をする必要性も当面はなくなったので、今回のオフィス設置にあたり、モニターと事務用デスク、事務用チェアを横浜に運び込むことにした。

 

当初はモニターのみを自分のクルマで運ぼうかとも考えたが、デスクとチェアも使いたくなったので、一緒に運送業者にたのむことに。

 

 

ヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅配便」を利用することにした。申し込みや見積りはすべてネット上で完結。あとは、荷物の搬出と搬入時に立ち会うだけである。

 

運賃は、宮城から神奈川で合計2万7千円程度。デスクなど自分のクルマでは運べないことを考えると結構リーズナブルだと感じた。

  • デスク:1,400mm×700mm×720mm=2,820mm→11,275円
  • チェア:1,000mm×700mm×700mm=2,400mm→8,085円
  • モニター:1,228mm×752mm×239mm=2,219mm→8,085円

 

10日に出して14日に届けてもらった。とりあえず玄関においてもらって、週末に入替えた。デスクを入れるのに結構てこずったが、タテに立てて部屋の入り口をクリアし、無事設置完了である。

 

本棚

今回専用オフィスをつくる大きな目的のひとつは、部屋に大きな本棚をおいて、常日ごろよく使う書籍をならべ、調べたいときにすぐ手に取れるようにすることであった。

 

 

この本棚には副次効果があり、Web会議をするときの背景をあえてぼかしたり、バーチャル背景にせず、本棚に収まった書籍を背景にして、学者先生の研究室的な雰囲気を出すことができるのだ。

 

以前からこのような背景には結構あこがれがあり、一度はやってみたいと考えていたので、ひとりで盛り上がって満足している。

 

照明

Web会議に照準をあわせるために気を付けなければならないのは、「照明」である。照明のあて方ひとつで画面の映り方がおどろくほど違う。

 

 

オフィスに使う部屋は、1階で窓も小さく、隣の家とも近いので、自然光はほとんど期待できない。よって、6畳の部屋にあえて14畳用のLEDシーリングライトを購入し取付けた。

 

 

そのうえで、やはり顔をスポット的に照らす必要がある。よく見かけるのは「女優ライト」といったスマホの後ろにセットする丸い輪っかのLEDライトである。本当は動画撮影用の1万円程する専用LED照明を付けたかったのだが、この春は出費がかさんだので、ありモノで工夫することにした。

 

以前Web会議用の照明に使っていた、LEDのデスクライトが2つ余っていた。これをモニターの後ろ側にあるモニタースタンドのステーにナイロンストラップで固定し完成。電源を入れるときにわざわざモニターの裏側に行ってスイッチを押さなければならないが、それ以外は照明効果もしっかり体感できた。

 

配線処理

店主のもうひとつのこだわりは、このようなWeb会議システムなどの機材を入れた際のさまざまなケーブル処理である。モニター、LED照明、PCなどの電源、それからモニターやカメラとPC本体をつなぐUSBケーブルをまとめ、デスクまわりをスッキリとさせたい。

 

 

息子が松本の寮に引っ越すにあたり、やはりゲーミングPCとモニター周りの配線をスッキリさせたく、わざわざ店主にその作業をお願いしてきた。そのために2回も通ってようやくケーブルを処理してきた。なので、自分のデスク周りもしっかりと処理することにした。

 

モニタースタンドの足元の後ろ側に配線ボックスを設置した。これは無印良品で市販されているものに、配線を通すスリットを加工し配線を通してもフタが閉まるようにし、電源タップや電源コードに付いている変圧器をかくせるようにした。

 

ケーブル類がステー内部に隠せないような場合には、マジックテープでできているケーブル結束バンドを利用して、モニタースタンドの脚などにはわせる。隠したときほど見た目はよくないが、それでもケーブルがたるんでいるよりはマシである。

 

配線ボックスからデスクの天板下の配線トレーまでは、モニター、カメラそして電源ケーブルをつながらければならない。この3本については、メッシュのケーブル収納スリーブでまとめる。

 

 

このスリーブにまとめると、スリーブ自体を脚やデスクに固定しなくてもゴチャゴチャした感じがしないので、多少可動領域を残したいときなどにはおススメである。

 

最後は、デスク天板上の配線ポートからモニター、カメラならびにPC電源のケーブルを出し、結束バンドでとめて完成である。

 

 

この作業で店主の執務環境はかなり向上した。これでたくさんのアウトプットが出て、生産性があがることは間違いない。