Cafe HOUKOKU-DOH

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IVYおじさんの創業日誌

仙台オフィス

仙台オフィスを立ち上げてはや2ヶ月。こちらのオフィスでの仕事ぶりや生活をレポートすることにしたい。

 

実家があるのは仙台市西部の小高い山の上、むかし八木さんという人が大地主だったので、「八木山」と名付けられている住宅地である。昭和40年代に造成され、当時は高級住宅地という触れ込みだったが、店主も同様、その当時の子育て世代が多く、いまでは老人比率が高くなっているらしい。

 

実家には、渡り廊下でつながっているはなれがあり、以前は祖父母が住んでいた。103歳まで生きた祖父が10年前に亡くなってからは、物置兼われわれの宿泊スペースとなっていた。

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6帖の居間と8帖の寝室+台所+トイレといった間取りであるが、これがすべて使われていないスペースとは、首都圏の感覚からすると贅沢そのものである。このはなれを活用して、オフィスを構築した。

 

8帖の寝室はそのまま万年床として、布団を敷き、着替えなどを置いてプライベートスペースとした。6帖の居間はひと部屋まるまる仕事場として使うことに。祖父母が住んでいたころに使っていた食器棚が残ってはいるが、そのほかはなにも置いておらず、ほぼ6帖をフルに活用できる。

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両親が住んでいる母屋には、パソコン机もあるのだが、いかんせん弟が小学校から使っている学習机に、ニトリで買ってきたイスなので、フルリモートにはちょっと厳しかった。そこでオフィス用のデスクとイスを「オフィスバスターズ」から中古で購入して持ち込んだ。これで1日8時間デスクワークをしても体が悲鳴をあげることはない。

https://www.officebusters.com/

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仙台のオフィスということはクライアントさんとのやり取りはすべてリモートになる。そこで、Web会議でもライブと遜色のないコミュニケーションが実現できるよう、55インチモニターと最新型のWebカメラを導入した。イメージとしては、コロナ禍の全国知事会といったイメージである。

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店主は仕事中もBGMが欠かせないので、横浜の自宅に放置されていた、息子が一人暮らしのときに使っていたブックシェル型のスピーカーを、紙巻きたばこ1箱サイズのアンプでドライブ。音源はiPhoneからBluetoothレシーバーで受けている。

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オフィス開設のころはエアコンが欲しかったが、いまは逆。東北は朝晩すでに6℃くらいまで下がってきているので、父の日にプレゼントしたダイソンの温風ヒーターを借用し、さらに3日前にアマゾンで買った電気ホットマットでとりあえず武装。ただ、真冬になったら温風ヒーター買わないと早朝は厳しそうだ。

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パソコンはもともとノートなので持ち込んでいるが、Wifw&プリンターは実家のを借用している。わが家のプリンターよりも印刷の仕上がりはイイ感じだ。Wifiはちょっと年式経っているので、それなりな感じ。もう少し長居をするようなら買い替えてを検討すべきかもしれない。

 

働き方は、横浜と同じペース。4~5時に起床し、6時のブログアップにそなえる。それと並行して、仕事をスタートし、7時から朝食。身支度を終えて8時半には仕事再開である。昼食は1時間しっかり母親とテレビを見ながら食べ、17時にはあがるようにしている。

 

やはり年寄りのひとり暮らしはなにかとたいへんだ。地方都市なのでどうしてもクルマでの移動が前提なので、オフクロのように突然クルマという移動手段がなくなると、とても不便に感じるようである。タクシーを使うように以前からアドバイスはしているものの、そこはやはり昭和の人。なかなかタクシーで買い物という訳にはいかないようである。

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基本、隔週で横浜と仙台を行ったり来たりしているが、Liveでの打合せを1週間おきに挟んでいるので、コミュニケーションには問題はない。コロナが最流行の頃よりLiveの頻度があがっているせいもあるようだ。

 

仮に仙台デフォルトになった場合でも、基本的には問題はないであろう。起業してからこれまでの半年間を振り返ってみても、face to faceでこみいった議論が必要だったのは、数えるくらいしかない。平均しても1ヶ月に1度あるかないかである。この頻度であれば、クライアントへの訪問をまとめて効率的にやることで、1ヶ月から2ヶ月に1度の上京で足りる計算になる。

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課題は?と考えたときに、行ったり来たりで困ったことは、参考書であった。よく使いそうな参考書をキャリーバック1つに満杯に積めてクルマで行き来している。さすがにしんどいと思い、電子書籍を探してみたが、意外とこの種の書籍は電子化されていない。

 

また、当社はまだ数もないので、契約書や請求書が「紙」である。これはお金の問題ですぐに解決はできる。このへんを解決すると、この場所にとらわれない働き方は一層やりやすくなりそうである。