Cafe HOUKOKU-DOH

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IVY Note No.76

A2フライトジャケット

朝昼の寒暖差がはげしいこの季節は、コーデにもおおいに迷う。10℃以上の気温差なので、朝早く家を出るときなど、朝と日中どちらにあわせるのかで、コーデがまったく変わってくる。

 

半袖のTシャツに裏起毛の厚手もパーカーなどは、結構万能選手ではあるが、それも朝の気温次第ってところがある。

 

ジャンパー

こういうときにはやはりジャンパーの出番である。最近はビジネスカジュアルからさえも遠のいている店主なので、ジャケットにかわる万能アイテムである。

 

ジャンパーも薄手から厚手までラインナップが豊富である。薄い順からあげていくと、スイングトップ、A2、スタジアムジャンパーといったところか。

 

とくにA2は革素材でありながら、スリムなラインなので、気温差がはげしいこの時期には、インナーに薄手のBDなどを着ると、上着の脱ぎ着で簡単に調節ができ、重宝する。

 

 

ミリタリーウエア

もともとこのA2、米軍のフライトジャケットがベースである。そのシンプルなデザインからコーデの幅が広い一方で、ボアなどもなく革素材のみのため、きわめて機能的であり、ハードな印象を与える。

 

ミリタリーウエアなので、ハードっぽさは当然なのだが、やはり街中でのコーでとなるとそこらへんが気になってしまう。

 

腰パンのヴィンテージデニムにワークブーツでキムタク風なコーデであればいいのだが、さすがに店主にはハードルが高い。

 

着くずし

なので、A2を羽織るときはできるかぎりこぎれいなコーデを心がけ、着くずすようにしている。着くずしというと、かっちり系のコーデをあえてくずすイメージだと思うが、逆もまたしかり。

 

ネイビーブレザーでも羽織るようなコーデにあえてレザーのハードなイメージのA2を合わせるのだ。

 

先日は、洗いざらしのブルーオクスフォードのBDシャツに、ワンウォッシュの501デニム、足元は先日語ったダーティーバックスを合わせてみた。

 

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朝の出がけは10℃以下の気温だったが、A2のジッパーを胸元まで締め上げることで、まったく寒さを感じず、電車に乗れば、ジッパーを下げて体温調節。昼過ぎの帰るころには、20℃超なので、上着を脱いでBDシャツ1枚でちょうどいい感じであった。

 

この時期にちょうどいい1着である。